ピエモンテのハーブ農家になる日(パパ): 2007年2月アーカイブ

YESか農家

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開発期間を加えれば、もっと長い時間を関わってきましたが、日本で私たちの製品が販売を開始してから早いもので1年3ヶ月が経過しました。

日本では「アグロナチュラは化粧品メーカー」のイメージがひょっとして強いかもしれませんが、本当の所はどうなんでしょうか?
私達は化粧品メーカー?いいえ答えはやっぱり「農家」です。

その証拠に、ここビオリーブスの工房でも、今年の各種ハーブたちの栽培準備が行われています。
写真に写っている若者達は、ビオリーズスの各種製品を製造しているスタッフでもあります。
普通の化粧品メーカーで、製品製造担当者が、農業にも従事しているというところは、そう多くないはずです。ましてや、自社で使用する製品原料だけを生産しているわけではありませんから。

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私たちの仕事の根幹は、どんなに化粧品などの製品取り扱いが大きくなっても、とことん農家であるということを忘れません。私たち自身が生産した材料がイコール私たちの製品であるということも理由ですが、何より、大地と深く関わって生きていくというあり方そのものが、私たちのIDであるからです。

これからも、私達はずっと農家であり続けたいと思っています。

組合の裏仕事

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バイオダイナミクス農法を用いたハーブを主力とする私たちの農業組合は、内容でも規模の面でも殆ど世界的にも稀な存在です。

無論、それらの栽培や加工の仕事が中心ですが、実は山林のメンテナンスも仕事だったりします。一見自然に見える山々は、人間の手が入って始めて、健康な状態を保てるということをご存知ですか?化学薬品に頼らず、それらの山林を手入れするのも大事な組合の活動の一環です。

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アクイテルメ郊外の山中にある、昔はワイン用葡萄畑だったのですが、40年ほど放置された山林の斜面を、綺麗にする仕事が入りましたので、私も同行しました。

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ボウボウに生えた潅木や下草、3メートル以上に達するキビの群落、不必要と思われる各種の木々を切り、必要な物だけを残して、斜面を綺麗にしてゆきます。
伐採した草や木々は、細かいチップにして、綺麗にした表面に撒かれます。こうすることで、裸になった表土に再び雑草が茂るのを少しでも遅らせる効果もありますし、土に返し堆肥代わりする効果もあります。

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急斜面での作業は全て手作業が頼りです。

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山中を掃除していると、時折びっくりする拾い物も出てきます。今回はFIAT500の残骸が・・・。どなたかご興味のある方には差し上げたいですが、日本まで届けるにはお金がかかりすぎますね。

いろいろな仕事に従事している私たちですが、その目的は人間と自然との健康的な共存というテーマが中心にあります。目立たず、地味な活動ですが、長いスタンスできっと社会の役に立つことを祈っています。

私にとっては灰色のイメージが普通のカーニバルの時期ですが、相変わらず春のような暖かさが続いていています。というか暑い!日中は18度近くまで上がっています。

今日は、長男がバンド仲間とアクイテルメから西南方向(約80km)にあるBRAという町の近くの大型楽器店に行きたいというので、未だ訪ねたことのない私たち家族皆で付いてゆきました。

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アクイテルメからは毎度のとおり山を越えて出向きます。本当・・・どこに行くにも山越えです。

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途中で停車したら、足元にタンポポが・・・。畑の雑草伸びるわけだわこりゃ。

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BRAという街はイタリアでも屈指のワイン産地の丘というか小高い山の上にあって、コンパクトですが、とても可愛らしい町並みです。

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さすがイタリアきってのグルメといわれる土地柄、日本の包丁まで街の金物屋さんに鎮座してます。何せ、ガストロノミーの大学まであるくらいですからね。

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日本でも有名ですが、BRAはスローフーズ協会発祥の地で、現在でも本部があります。そう思いながら歩いてたら、スローフーズ協会の国際本部にバッタリ、でも意外に小さいな・・・

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地元名物のタルトやクッキーなどのお菓子も美味しそう!フランスに近いせいか街や店の雰囲気は、フランスぽいですね。方言も鼻が詰まったような(失礼)イントネーションですし。

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帰途のワイン畑のつれづれ道の丘の上から、オレンジ色の満月と、夜空に溢れる星を見ることが出来ました(コンパクトデジカメではこれが限界、あ~一眼ほしいなぁ~)。車を停めてしばし皆で空を眺めていました。何気ないことが、普段の慌しさを忘れさせてくれます。楽しい一日でした。

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