ピエモンテのハーブ農家になる日(パパ): 2006年8月アーカイブ

この頃は朝夕もすっかり涼しくなって、日本だったら秋の気候ともいえるような毎日になり、短い夏も終わった感じです。それでも、ハーブ畑の作業は連日続いていますよ。

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ここは組合本社から南に10kmほど下った山間にあるメリッサ畑で、広さは約5万平方メートル。メリッサだけを栽培する畑としては組合で最も大きな作付け面積です。

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今年苗付けした新しい畑ですが、春から既に3回目の雑草取りを施していまして、主力は毎度の如く手による作業です。たまに降る雨の後なんかは恐ろしいほど短期間で雑草が伸びて、どれがメリッサやら分からないほどに密集して茂ってしまいます。

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手で主だった雑草をとった後は、この器具で残った雑草の根の部分を土から取り除いてゆきます。でないと直ぐに雑草がまた生えてきてしまうからですね。その際にせっかくの土の栄養分も取られてしまって、私たちが望む良いメリッサに育ちません。

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雑草をとった後の畑のメリッサは、風呂上りのように?さっぱりした感じですかね。

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一見するとただの畑ですが、この写真のような畑の状態を維持するには並大抵の努力ではありません。
私達の製品には多くのメリッサ原料が使用されていますが、ただメリッサが使用されているだけではなくて、目に見えない多くの手を施されて得られた原料であるということが、私たちにとってとても大事なんです。また、それが私達の誇りでもあるといえます。

製品として、直ぐには評価されないこの営みも、きっと長い年月が過ぎた後に「続けてよかった」と思えるものであることを願うばかりです。

フランスでの休日

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私事で恐縮ですが、先週末から火曜日の祭日まで4日間の連休を利用して家族とフランスの旅に出かけました。名峰モンブランをトンネルで越えるルートで、パリまで片道860kmの車での旅です。

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宿泊は全てパリにて3泊。あいにくの雨ばかりの3日間でしたし、WEBで予約した安宿でお湯が出ないというアクシデントはあったものの、中国人経営の怪しい寿司レストラン、家内の念願だったヴェトナム料理、おのぼりさん気分でオペラ界隈の日本のラーメン屋さんに行ったりもしました。
フランス料理店には結局一度も出向かず、もっぱらフランスのサンドイッチを移動中にたらふくいただくことになりました。(料理は好みですが、やっぱりパンはフランスの方が断然美味しいです)
イタリアにはない、ヴァージンレコードの店や洋服のGAP、果ては日本の本屋BOOKOFFのパリ店に行ったり、普段イタリアの田舎では全く縁のない、欧州の都会を満喫です。

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2日目には、パリから更に260kmほど離れた北西部のノルマンディー海岸まで足を伸ばしました。
次男が行きたがっていた、カンという町にあるノルマンディー上陸作戦を記念した博物館(この界隈はかなりの数の関連博物館があちこちに)に出向きましたが、テレビゲームやプラモデルの世界の延長線上でしかなかった次男も、惨たらしい数々の当時の写真を見るにつけ、戦争のイメージは多少変わったのかもしれません。そうなるよう願いたいものです。

更に、有名なオマハビーチの近くのポイントHOCという当時のトーチカの跡地にも出向きました。
空爆にあったままの穴だらけの大地に残る壊れ果てたドイツ軍の防衛施設の残骸がそのまま残っています。
灰色の海を眺めて佇む長男が、「戦争の悲惨さは、罪のない人々が巻き添えになって死ぬこともそうだけれど、罪のない人々がそれに加担することのほうがもっと重いのだね」と呟いていたのを家内が聞いていました。どこで覚えた言葉なのか、子供達にも良い経験になったようです。

ちなみに帰路は、それでなくても狭い我が家の小型車のトランクの中は、チャイナタウンで買い付けた米、大根、白菜から、醤油やラーメンに至るまでの日本や中国の食材で溢れかえっておりました。
ささやかですが、大満足の3泊4日のフランス旅行です。

夏野菜

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今年も、アンナが育てた夏野菜を毎日のように戴いています。
私たち一家があまりに良く食べるので、今年は少し畑を広げたくらいです。

トマトやズッキーニ、サラダ菜、茄子と種類は様々ですが、サラダで食べたり、パスタのソースにしたり、お肉の付け合せに使ったり、お味噌汁の具にしたり、などなどなど。

健康で美味しい野菜を毎日食べられる幸せは、何にも代えられない贅沢さです。
さて、今晩は何にスッかな~

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昨年秋から本格的生産が開始して以来、BIOLEAVES工房の悩みの種は、全ての瓶詰めやキャップ締めが、手でしか作業をすることができないことです。

息子アメデオや、お祖母ちゃまだけでは全く作業が追いつかず、近隣の若者をパートタイムで臨時に雇い入れたりしていましたが、皆の疲労はここにきてピークに達したため、当主マッシミリアーノは思い切って居住地を担保に一部自動化できる機械を導入しました。

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上方から流れてくる瓶は、右側(写真が切れて見えません、ごめんなさい)の自動充填機で中身を注入し、左側のUFOキャッチャー?のようなアームで蓋を自動的に締めてゆきます。

僅かこの2工程のために、今までどれだけお祖母ちゃまの手の指を擦り切らせてしまったことか・・・
お金には代えられない、家族思いの優しいマッシミリアーノの決断です。
大手のメーカーなら鼻で笑われるような小さな機械ですが、BIOLEAVESにとっては近年ない大型投資です。早く回収できるとよいですが、数年は要しそうです。

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タイトルと関係ないのですが、わが町ACQUI TERMEから北のBIOLEAVESに向かう一帯はワインで有名でして、写真のように見渡す限りのぶどう畑が延々と続きます。

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ぶどうも順調に育っていました。それにしても、先週までの猛暑は吹っ飛んで、ここ数日朝夕は過ごしやすいを通り越して寒いくらいの気温です。この温暖差もぶどうには良い結果をもたらすのでしょうか?
日本はの夏はこれからが本番でしょうが、緯度の高いここでは、見上げる空の雲も高くなってきて、確実に秋に向かっている気配を早くも感じます。

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