ピエモンテのハーブ農家になる日(パパ): 2005年12月アーカイブ

農作業の中止

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農閑期であるこの時期でも、やらなければならない農作業もあります。

昨年増やした15ヘクタールに及ぶ新しいラベンダー畑は、以前の農家が使用している前の時代に遡れば、急斜面の土地ゆえに段々畑として長年使用され、等高線のように古い手積みの石垣が設けられていました。が、これをトラクターで一気に急斜面の平地にしてしまっていたのですからたまりません。

土地の表面に緑が覆われていればまだ良いものを、ラベンダーの苗を新しく植え、土地表面が剥き出して露になると、急斜面と地質が災いして、雨などが降ると一気に表層土を谷側に流されてしまい、土の中から当時の石垣の残骸がどひゃどひゃと露出してしまうのです。

春の長雨時期の前に、これらの石達を今のうちから畑から排除しないと、農繁期の作業に支障をきたしてしまいます。

作業は土地がある程度乾いていないと、水気の多い泥の状態では作業ができません。
少し前の雪もここにきて穏やかな気温が続き、土地が乾き始めて絶好のチャンス到来かと思われましたが、畑のある郊外に昨晩から5-6cmほどの積雪がまたありました。

写真はその15ヘクタールのラベンダー畑ではなく、ピエールの実家が所有する2ヘクタールのラベンダー畑の26日時点の状態です。

霧に覆われているとは言え、ここだけでもかなりの広さがあります(写真ではとても収まりません)。
15ヘクタールは恐らく殆どの皆さんがイメージできない広さです。

天気の合間を見て正月前までには一度畑に入りたいのですが、15万平方メートルの急斜面の土地をほぼ零下の環境下で全て手で石を排除する作業は、正直恐ろしいです。

ボンナタ―レ

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皆さんメリークリスマス(ボンナタ―レ)!。

いよいよクリスマスイブです。
我家の前の通りのイルミネーションはアクイテルメの泉水がモチーフで、質素ですが何だか和みます。

当然こちらではクリスマスは25日がメインで、各家庭で厳かに、また盛大に行われるのですが、我家はクリスチャンではありませんので、日本ではメインである24日のイブに毎年プチご馳走を作って祝う(というより家族の忘年会という感じか?)ようにしています。

毎年、チキンのローストでしたから、たまには違うものをと考えて、今年は魚尽くし。
カニ缶と生クリームのタリアリン(タリアテッレという卵入生パスタで、ピエモンテでは一般的、且つこう呼びます)と、前菜とメインを兼ねた海老の茹でたものと、サーモンとペッシェスパーダの燻製です。
材料費はワイン込みで30Euro以下、我家の一食分としてはとても高価ですが、毎年のメニューよりは予算がかかりませんでした、準備も簡単でしたし、満足です。

魚ですからワインは白、それも個人的に好きなプーリア州産のロコロトンドです。2.30Euroでした。
あ、ちなみに海老の頭は、パスタのソースにリサイクルされます。エコロジー?で、良い味でますよ。

我家ではこの位の量でも多いいくらいですが、イタリア人の家庭におよばれすると、それはそれは全て大盛りで、日本人には時として地獄を見ることになります。

今年も我家は無事1年を終えそうです。
沢山の方々のお陰があっての我家ですから、健康であったことの喜びと共に、自分たちに関わる全ての人々に感謝をして、ご馳走を戴きました。

お歳暮の季節

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このクリスマスの時期は、日本でいうお歳暮みたいな習慣の時期でもあります。
仕事関係やら、友人やら、様々な人達から、主に食品の詰め合わせのようなギフトが自宅に届きます。
珍しい食べ物やチョコレート、上等なスパークリングワインなど中身は多様です。

昨日から立て続けに、我家にも写真のような届け物がありました。
我家の上の階に住む大家さんからも、御菓子と子供達へのクリスマスギフトを今年も戴きました。

24日まで続く恒例行事ですが、ケチっているつもりはサラサラないのですけど、どう考えても、こちらが贈るより、頂戴するほうが毎年多いいようです。なんでだろ?

お歳暮とは全く別扱いの、クリスマスプレゼント(我家は子供達と極親しい友人だけですけど)も明日までには用意せねばなりません。クリスマス(25日)に自宅でいただく料理の買物もあります。
1年で特に一番出費が多い時期にもかかわらず、何だか嬉しい毎日です。

日本に向けて

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今日は今年最後の日本向製品のコンテナー積みこみ作業がありました。
製品も家族の手作りなら、積みこみも一家総出です。

なるべく製品鮮度を上げる為に、短い間隔で、これだけの種類の製品を少量づつ、且つ短期間で製造することができるのは、大手メーカーではできないフレキシブルさです。

このコンテナーが日本までの長い船旅をしながら届くのは1月下旬頃。製造後2ヶ月以内で確実に皆様のお手元にお届けができます。

いつものことなんですが、コンテナーの出発を見送るたびに、ちょっとセンチになったりもします。
毎回毎回同じジョークなんですが、「このコンテナーに荷物と一緒に乗りこめば日本まで行けるよ」、と。

30日間のジェノバから日本への船旅を思うとき、インターネットの時代とは言え、実際には母国までの距離がそれだけあることも実感できます。

日中も零℃以上には上がらない、ピエモンテの田舎の山の中での1日でした。

1週間の我慢?

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11月末から正式に日本でのデビューを果たしたアグロナチュラシリーズですが、ここ最近お客様から、ビオリーブス・シャンプーの使用初期に”軋み”を感じるというご意見が多いようです。

なぜ軋むのかの理由は今回は省略しまして、結果的に1週間ほど我慢をしていただいた後の寸評も沢山寄せていただいていますが、全ての方のご意見が同じで、またこれが凄い!。

「軋みが無くなった」「天使の輪!」「しっとりとして、なおかつサラサラ!」「切れ毛や枝毛が減った!」「髪が綺麗になったねと、誉められた!」「はまりました!」「本物のハーブの香りが素敵!」などなどなど・・・

私達には本来の目的(安全、健康、環境)のための製品設計上の多少の自負はありましたが、正直個別差がでる製品使用感には心配もありました。が、ここにきて皆様の評価には多少の安堵も・・・

皆様からの製品へのご意見は、私達にはとても重要です。そのご意見を反映させてこその私達であります。どうぞこれからも、どしどし製品へのコメントをお寄せ下さい。もっともっと喜ばれたい私達です。

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インターネット配信ニュースによると、日本もここ数日大雪のところもあったりして、急速に寒くなっているそうですね。皆さんもくれぐれも風邪などを召しませぬよう。

さて、特にこの時期の当方製品の保管環境に関するお知らせです。

当社製品のANTOSハンドソープおよびANTOSボディーソープが、保管される場所の温度が氷点下近くに急速に下がると、中の液体が写真のように分離したり、ダマになっているように見えるケースが、当社物流倉庫内で12月16日に一部発見されました。

早速、イタリア現地でも製品の低温保管(摂氏4―5℃以下)の試験を行ったところ、これら低い温度が原因で、成分中の純粋な油脂分(オリーブオイル)が、他の抽出成分との間で軽い分離を起す現象であることが確認できました。品質には全く問題はありません。

また、実際にはダマになっているわけではなく、そういう風に見えるだけで、瓶を軽く振り混ぜるか、暫く通常の生活温度(部屋の中など)に放置すれば元に戻ります。

一般のご使用環境ではまず発生しない現象ですが、もしご購入のお客様でこれらの分離現象に遭遇された場合、合成添加物を一切排除した純粋な植物原材料のみを使う当社製品の特徴の一つでもありますので、何卒ご理解を戴きたく、事前にご報告申し上げます。

アメデオ君の婚約者

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突然ですけど、先日ビオリーブス工房に生産経過の確認に出向いた時に、ボトルのキャップを健気にも一本づつ丁寧に丁寧に手で閉めている、当主の一人息子アメデオ君の婚約者の姿がありました。

良く見ると、作業する彼女の指には包帯が巻かれていて、彼女にその訳を尋ねても、「何でもないのよ!」と可愛いい笑顔で応えてましたが、後でお祖母ちゃまにそっと聞くと、「可愛そうに、指の皮が擦切れちゃってるのよ」と教えてくれました。

納期を間に合わせるために、少し無理をさせたようです・・・・

私達の工房は、ボトルへの充填やラベルなど、貼位置や量などの計測に自動化がどうしても必要な工程以外は、こうして全て手作業で作られています。

だから凄いわけではありませんが、仕上って行く一本一本の製品に、作り手の思いをより込めることはできるように思います。

皆さんが、彼女の作業したこれらの製品のボトルキャップを開ける時、液漏れを起さないよう彼女の小さな手が一所懸命締め上げたものであることを思い出してくださると、勝手ながら嬉しいです。

日本からのお客さま。

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今週は東京から本社のT氏とお客さまを現地にお迎えしました。

あいにく直前に地元では積雪があったりして、当方自慢の畑はいずこも一面真っ白でしたが、クリスマスシーズンでもあり、街の風景などにはそれなりの趣はあったかもしれません。

我町アクイテルメ市中心地にある、72度の高温の源泉が大昔から懇々と涌き続ける場所をご案内しました。ここ数日朝は氷点下になり、湯気が普段よりももうもうと立ちあがっています。

日本からのお客さまがある時は、自分たちが日本人であることを再認識できる、とてもありがたいイベントですし、また組合の仲間も、外国からの来客を理由に飲み食い集う良いキッカケでもあります。
日常を忘れられる、ちょっと特別なありがたい数日間として、毎日、昼、夜、大勢での食事会が続きます。

そうそう、沢山の日本食をお土産に持参していただきました。本当に貴重でありがたい・・・

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