2009年3月アーカイブ

農業のシーズンのはじまり

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日本でも春めいた日が続いていますが、イタリアでも春を迎え農業も忙しいシーズンになってきました。

 

今年の冬は記録的な寒さでした。ピエモンテ州の山の中、ビオリーブスの近くでは雪が40センチも積もったそうです。工房もトラクターもすっかり雪に埋もれてしまいました。

 

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アメデオさんの優しいお父さん、ビオリーブスのマッシミリアーノさんも「子供のころ以来こんなに積もったことはない!」とびっくりされたほどです。ある農家さんによると、寒い冬はハーブや農作物にはいいそう。今年のハーブのできばえが楽しみですね。

 

こちら、ビオリーブス、アントスにもハーブを納めている、カ・デイ・フィオーリのサイモンさん近くの農家ではメリッサの苗づくりに大忙し!

 

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アグロナチュラの原料づくりには、大地や宇宙の力を利用して植物の力を引き出すと言われる、バイオダイナミックという農法を採用しています。

バイオダイナミックは通常の有機農法とは違い、種まきカレンダーと呼ばれる暦に従って毎日の作業が決まってきます。とても細かく決められていて、たとえば、この日はメリッサやキャベツなど、「葉」に分類されるハーブの苗作り作業をするといいとされています。

 

神秘的で緻密さが求められる農法ですが、その出来ばえは長年経験をつんだ農家も納得。そんな話を聞くと、科学だけでは説明しきれない現象が意外と身近にもあることをあらためて実感させられます。

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サイモンさんの畑から見える雄大な景色。

ジャスミンのエッセンスをまぜたら、次は充填です。

ひとつひとつ手作業で、まるでお茶を淹れるようにやかんで充填していきます。

手馴れた手つきで、注がれる蜜ロウの量はほとんどぴったり。

「多く注ぎすぎてしまったときは、喜んでくれるお客様もいるかもしれないと思うと、

出荷したくなってしまうんだけどね。

捨てるのは勿体ないから、検査で不合格にしたものは自分たちで使っているよ。」とジュリオさん。

 

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蜜ロウは冷えるとすぐに固まるので、充填のそばからすぐに芯をさします。

さしている間にも、透明なミツロウがだんだん白っぽい色に変わっていきます。

息の合ったチームワークでジュリオさんを手伝うのは、息子のジャン・ルーカさんです。

 

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こちらができたての蜜ロウアロマキャンドルです。

天然の蜜ロウを使っているためすすが出ないという特徴もあります。

 

 

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一方で、パラフィン等を使っていないので、固まり方が均等ではありません。

内側よりも表面の固まるスピードがはやく、ときに図のような割れ目ができてしまうことも。

充填の工程を二回に分けるなど、割れがおこりにくいように工夫をこらしてくれていますが、

すべてをきれいに仕上げることは難しいそうです。

 

天然原料はたとえて言うなら優等生よりも自然児。

予測不可能ではありますが、天候や環境により性質がきまり、

恵まれた条件のもとではすごくいいものがうまれます。

環境によって左右される人間の身体とも共鳴するのかもしれません。

 

二回にわけてお届けした蜜ロウアロマキャンドルの作り方、いかがでしたでしょうか。

これからも製品についての情報は、どんどんアップしてまいる予定です。

どうぞお楽しみに。

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