2007年10月アーカイブ

ALBAの秋祭り

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この時期は、あちこちの街や村で収穫の祭りのような催しが行われています。
ピエモンテにあるワイン産地の代表的な街の一つであるALBA市に、現在第2班として滞在している研修生達と訪ねてみました。

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普段は穏やかな街の中も、この日ばかりは人人人、「アメ横に来たんかいな!」という印象で、普段あまり人ごみを見慣れてない私たちには異様に映ったりします。

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あちこちの広場では、趣向を凝らした食べ物の屋台やワイン釣り?などのブースが設けられています。それらの人たちの服装は中世と思しきものを身にまとっていて、雰囲気を盛り上げています。

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通りには、藁やら緑やらを飾り付けしていて、秋祭りの雰囲気を醸し出しています。これはこれでなかなか綺麗で、イタリア人のセンスを感じますね。

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この時期は欧州でも有名なご当地トリフュの季節でもあって、目玉焼きとトリフュを乗せたオープンサンドイッチが売られている屋台もありました。一人前4Euro(約600円)ですから、安いといってよいと思います。しかし、卵とトリフュの相性は、ワインとチーズのように無敵の組み合わせ。言葉は無用でぺロッと戴いてしまいました。

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昼食のレストランを探すも、人の波に疲れきり、中心地から離れた移動屋台の店を発見してようやくランチにありつきます。この時期の名物子豚の丸焼きの肉を挟んだものと、生サラミのグリルを挟んだそれぞれのサンドイッチを頬張ります。気温は低くて寒かったですが、天気も良く、こういう昼食もたまに楽しめます。

アメデオの初日本

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ビオリーブスの御曹司アメデオ君が、10月11日から1週間日本に始めて滞在しました。自身海外旅行はこの日本が初めてですし、飛行機も初めてで、その上12時間もの時間を要して成田に来た時には少々お疲れ気味。本来は新製品の発表会に参加することが目的でしたが、それ以外でも精力的な滞在スケジュールをこなしてくれました。

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先ずは10月12日に有楽町丸井の1FにOPENしたアグロナチュラ直営店に訪ねました。普段の生活とは別世界の東京のど真ん中の人の群れに躊躇いはあったものの、そこは27歳の若者、興味津々のスタートです。

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アメデオにとって、最初の日本食は「てんぷら」です。神妙な顔で戴いていますが、これは心から「美味しい」と思ったようです。イタリア人は食にコンサバなので、ひとまず安心。

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実は、私達はあるNPO活動を行っており、社会貢献策の一環として、障がい者授産施設などへの、農業推奨を前提として、バイオダイナミクス農法の指導と必要な資材の無償供与を行っています。
今回は2件、この活動のために、静岡と千葉の農家を訪ねています。

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静岡の富士宮にある農家コミューンを訪ねたときの昼食風景です。野菜も卵も味噌も全て自前で賄っています。自然の味はイタリアンでも日本食でも美味しいもの。彼も好き嫌いなく食べていました。

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千葉の館山に訪ね、障がい者授産施設の方々、ボランティアの方々、地元農家の方々とパチリ。

いつもはイタリアの山の中で目立たずひっそりと暮らす毎日ですが、私達が目指す「農業の大事さと、その材料を使った製品で、一人でも多くの人をハッピーにしたい」と思う考え方を、こうして、同じ気持ちを持つ海外での人々との接触を機会に、尚一層実感したに違いありません。この旅を通じて、私たちの若き農業後継者の一人は、更に未来への希望を持てたことと思っています。

先月9月11日から、来春新卒で入社する方々のインターンシッププログラムとして、イタリア現地での作業研修を目的とする3名のキャピキャピギャル?第一班が1ヶ月の滞在を行い、先日10日に無事研修終了の上日本に帰国しました。

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これから入社するインターン生を、大胆にも海外現地で研修させるプログラムを実施すると聞いたときは、会社の寛容さにも驚きましたが、インターン生にしてみればこんな機会はまたとないでチャンスです。
もちろん現地の我々も、少しでも現場を知ってもらうことは、大変重要と認識もしていて、送る側も受け入れる側もどきどきしながらの滞在プログラムとなりました。

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彼女達の住居は、既に山の中の工房現場から、更に数キロ離れた山の中というロケーションで、アグロツーリスモというタイプのアパートメントが提供されました。

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製品生産や畑仕事が終わった後の夕暮れ時には、こういった景色をみながら、東京に比べるとまるで別の世界のように本当に便利なものが何もない生活をシミジミと味わったようです。

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海外に研修と言うとなにやら素敵なことばかりのようですが、それでも言葉の不自由(現場は殆ど英語は通じない)さや、それにともなう人々との付き合いの難しさなど、喜びも不満も寂しさもいろいろとあったように想像できます。

それでも、言葉では現せない、たくさんの感動を得たであろう事は、工房の人々と別れる際に号泣となったことが全てを物語っているように思います。3人が得た感動を、その明るさと元気さで、一人でも多くの人々に、持ち帰えり伝えてくれることを願うばかりです。いえ、きっとそうなるに違いないと確信しています。

秋深く

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ここ現地も10月に入って随分寒くなりました。
よくよく考えれば、この地の緯度は北海道の上になり、地中海性気候とはいえ、本来は寒い場所にあるのだと時折思い出します。

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我が家の窓から見える向かいのアパートには、早々に煙突から暖房の印があがります。この日の朝で5度の気温です。

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一方、街の外に出かけると平野部では濃霧が発生。こういう朝は大きな交通事故が勃発します。気をつけなければなりません。

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午後には何もなかったように晴れて、例年に比べて1ヶ月も収穫の早かったブドウ畑が、山の紅葉のように黄色やら赤茶色やらに畑ごとに葉の色が変わって、綺麗な風景を作り出しています。日本の紅葉も見る機会がなくなってから随分経ちますが、この風景は風景でなかなか見ごたえがあります。

サマータイムが終了する今月末には、いよいよ本格的な冬の始まりまです。

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