2007年2月アーカイブ

YESか農家

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開発期間を加えれば、もっと長い時間を関わってきましたが、日本で私たちの製品が販売を開始してから早いもので1年3ヶ月が経過しました。

日本では「アグロナチュラは化粧品メーカー」のイメージがひょっとして強いかもしれませんが、本当の所はどうなんでしょうか?
私達は化粧品メーカー?いいえ答えはやっぱり「農家」です。

その証拠に、ここビオリーブスの工房でも、今年の各種ハーブたちの栽培準備が行われています。
写真に写っている若者達は、ビオリーズスの各種製品を製造しているスタッフでもあります。
普通の化粧品メーカーで、製品製造担当者が、農業にも従事しているというところは、そう多くないはずです。ましてや、自社で使用する製品原料だけを生産しているわけではありませんから。

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私たちの仕事の根幹は、どんなに化粧品などの製品取り扱いが大きくなっても、とことん農家であるということを忘れません。私たち自身が生産した材料がイコール私たちの製品であるということも理由ですが、何より、大地と深く関わって生きていくというあり方そのものが、私たちのIDであるからです。

これからも、私達はずっと農家であり続けたいと思っています。

春を前にしたある一日

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アントスは古くから有機養蜂業も営んでいます。
近頃は自然化粧品の方が忙しいですが、それはそれは評判の美味しい蜂蜜を作っています。
我が家の朝食にも欠かせない一品です。
アントス製品に配合されている蜂蜜や蜜蝋、プロポリス、ポーレン花粉もここで採れたものです。
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巣箱のまわりも、4月になればサクラの花で満開になります。冬の間、霧で閉ざされていた丘も少しずつこれから緑濃い景色になります。

イタリアでは4月のパスクア(復活祭)を誰もがみんな待ち望んでいますが、そんな中でとても嬉しいニュースが飛び込んできました。
ステージとして数ヶ月にわたってアントス工房で自然化粧品の勉強を続けていたパオラですが、
パヴィア大学薬学部エルボリステリア(薬草学)専攻課程で研究をしています。アントス化粧品と日本人の肌の特性をテーマとした卒業論文が学部内の最高評価をいただいて卒業が決まりました。
私もほんの少しですが、インタビューに参加させていただいたのですごく嬉しいです。
写真はパオラの卒業論文の表紙です。(よく見えなくてごめんなさい)
日本人の肌質を研究した論文は国内でもなかったそうで、今後いろいろなところで参考文献として採用されるそうです。
ジュリオおじさんと手を取り合って喜びました。

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アグロナチュラ直営店オープンもあと1ヶ月程となりました。基礎化粧品もいよいよ発売されます。
いつも謙虚な気持ちで日々の小さな積み重ねを大事に、パオラの寝る暇も惜しんで完成させた論文を思いながら気持ちが引き締まった、そんな春を前にした一日でした。

ORTOPEDIA

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最近、運動不足もあり足がむくんでだるい日が続いていました。
アパートのすぐ隣にORTOPEDIA、整形外科関連用品を扱うお店があります。
佇まいは決しておしゃれではありませんがイタリア人にとってなじみのあるお店です。

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ショーウインドウの右側に見える踵だけジャンピングシューズになっているルームシューズ?
も気になりますが。

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店の棚には足の静脈瘤治療目的やむくみを改善する様々な種類のストッキングがずらりと積み上げられています。もちろん、男性用のマッサージ効果のある靴下も売っています。
症状によっては医療保険も適用できます。
履き心地が良いルームシューズや介護用品などもあり、イタリアではどこでも見かけるお店です。
一見地味なタイプのお店ですが、日本より種類も多く値段も安いのでイタリアのお土産にも良さそうです。
私が今回購入したのは足首、ふくらはぎ、ひざ上と場所によって圧力の強弱が違うタイプですが、ダイエット効果もあるということで・・・
疲れが取れて春を前に足も細くなれば一石二鳥と効果に期待しています。

組合の裏仕事

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バイオダイナミクス農法を用いたハーブを主力とする私たちの農業組合は、内容でも規模の面でも殆ど世界的にも稀な存在です。

無論、それらの栽培や加工の仕事が中心ですが、実は山林のメンテナンスも仕事だったりします。一見自然に見える山々は、人間の手が入って始めて、健康な状態を保てるということをご存知ですか?化学薬品に頼らず、それらの山林を手入れするのも大事な組合の活動の一環です。

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アクイテルメ郊外の山中にある、昔はワイン用葡萄畑だったのですが、40年ほど放置された山林の斜面を、綺麗にする仕事が入りましたので、私も同行しました。

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ボウボウに生えた潅木や下草、3メートル以上に達するキビの群落、不必要と思われる各種の木々を切り、必要な物だけを残して、斜面を綺麗にしてゆきます。
伐採した草や木々は、細かいチップにして、綺麗にした表面に撒かれます。こうすることで、裸になった表土に再び雑草が茂るのを少しでも遅らせる効果もありますし、土に返し堆肥代わりする効果もあります。

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急斜面での作業は全て手作業が頼りです。

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山中を掃除していると、時折びっくりする拾い物も出てきます。今回はFIAT500の残骸が・・・。どなたかご興味のある方には差し上げたいですが、日本まで届けるにはお金がかかりすぎますね。

いろいろな仕事に従事している私たちですが、その目的は人間と自然との健康的な共存というテーマが中心にあります。目立たず、地味な活動ですが、長いスタンスできっと社会の役に立つことを祈っています。

新製品続々開発中

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新製品の開発はこそこそと、目立たず日々続いています。
本日の内緒(になってない)話は、入浴剤と香水です。

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既にハーブリーフタイプの入浴剤は販売初期からラインアップしていますが、根強いご愛用者の方がいらっしゃるものの、「もう少し香りが強くて華やかだったらなぁ」というご意見も多々ありました。
実は既に昨昨年の暮れから、粉タイプの入浴剤を開発していたのですが、各種ハーブのOEや抽出液を、有機とうもろこしなどのでんぷんを使って顆粒状にしたものの試作品が長いこと眠っていました。

理由は一つ、お湯に溶け難いんです。

欧州製品で従来からある、岩塩などにハーブを混ぜ込む手法もありますが、これも溶け易いとは言いがたく、また組合のオリジナルとしては面白くありません。

ある日、普段湯船に浸かれない状況を悔やむと共に、日本に良くある(バOとか・・)発泡性の入浴剤をふと思い出しました。そこで素人考えですが、発泡性のミネラルウォーターに使われる、炭酸ガスの顆粒を練りこんだらと考えてみました。こちらでは食品用途でどこの店でも入手できます。

工房に試作依頼をし、「華やかさ」という注文をつけて暫く待っていると・・・・出来上がったのが、上の試作品「薔薇の花びら入り・発泡タイプローズ入浴剤」です!(花びらが混じっているのが見えますでしょうか?)

日本からのお客様がいらっしゃったときに、一緒に試したのですが、これが、冷たい水でも溶けるは、泡はぶいぶい出るわ、香りは良いわ、薔薇の花びらが素敵だわ、で、想像以上の出来上がりです。

う~ん、これはなんとしてでも商品化したい。日本のお風呂の量でも適量で香ったり、効果が見込めるか、花びらは排水するときに問題はならないか・・・・価格は、などなどの問題はありますが、あまりに良い香りなので、何とか皆さんにも使って頂きたい!!!

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上の写真は、薔薇のパフュームの試作品です。
既に開発中であることは以前にもお伝えしましたが、これは実はアルコールタイプのもの。
アルコールは有機小麦から作られたアルコールを使用するなど、組合の拘りも組み込みながら、ベースの自慢の薔薇OEをふんだんに使って試作したものです。アルコール使用の目的は、香りの持続時間の長さを求めるものですが、ノンアルコールとは違った華やかな香りがします。基原料は同じなのに不思議ですね。

さてさて、これらの試作品を次回のモニター件プレゼント企画に登場させちゃおうかなと考えてるんですが、皆さんご興味ありますか?ご興味コメントが沢山戴けたら、企画を実行してみたいと思っています。如何でしょう?ご意見お待ちしています!

私にとっては灰色のイメージが普通のカーニバルの時期ですが、相変わらず春のような暖かさが続いていています。というか暑い!日中は18度近くまで上がっています。

今日は、長男がバンド仲間とアクイテルメから西南方向(約80km)にあるBRAという町の近くの大型楽器店に行きたいというので、未だ訪ねたことのない私たち家族皆で付いてゆきました。

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アクイテルメからは毎度のとおり山を越えて出向きます。本当・・・どこに行くにも山越えです。

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途中で停車したら、足元にタンポポが・・・。畑の雑草伸びるわけだわこりゃ。

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BRAという街はイタリアでも屈指のワイン産地の丘というか小高い山の上にあって、コンパクトですが、とても可愛らしい町並みです。

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さすがイタリアきってのグルメといわれる土地柄、日本の包丁まで街の金物屋さんに鎮座してます。何せ、ガストロノミーの大学まであるくらいですからね。

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日本でも有名ですが、BRAはスローフーズ協会発祥の地で、現在でも本部があります。そう思いながら歩いてたら、スローフーズ協会の国際本部にバッタリ、でも意外に小さいな・・・

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地元名物のタルトやクッキーなどのお菓子も美味しそう!フランスに近いせいか街や店の雰囲気は、フランスぽいですね。方言も鼻が詰まったような(失礼)イントネーションですし。

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帰途のワイン畑のつれづれ道の丘の上から、オレンジ色の満月と、夜空に溢れる星を見ることが出来ました(コンパクトデジカメではこれが限界、あ~一眼ほしいなぁ~)。車を停めてしばし皆で空を眺めていました。何気ないことが、普段の慌しさを忘れさせてくれます。楽しい一日でした。

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