2007年1月アーカイブ

異常暖冬

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今年の暖冬はかなり異常というしかありません。
例年なら11月には雪も降り始め、この時期には街の郊外は雪が残り、近くの川も凍り付いているのが当たり前ですが、先週には欧州中域に停滞する低気圧が北アフリカからのシロッコ(熱風)を呼び込んで、ここピエモンテでも場所によっては27度!まで温度が上がってしまいました。

こうなると困るのは、雪のないスキー場もそうですが、私達農家では、予想外の時期に雑草などが生え始める問題を運んできます。天気に大きく作業が左右されてしまう私たちの仕事です。

今週からはこの低気圧も前線が移動し、冬に逆戻りで温度は零下になる予定です。ちなみに今朝は2度ほど。ピエモンテのアルプス沿いは雪も降り積もり始めました。
この極端な温度変化が、どうか作物に大きな影響がないことを祈るばかりです。

今年の初荷

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今年の初荷となるコンテナーが週明けにはGENOVAから出港の予定です。今日は、それらの最終確認作業などでビオリーブス工房に出向きました。

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それでなくても狭い工房内には、積み込み予定の製品で動く隙間もありません。
大手(中堅でも)のメーカーならば、それなりの設備も倉庫もあるのでしょうが、笑ってしまうくらい規模の小さな私たちの作業現場は直ぐに荷物で一杯になってしまします。

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事務所スペースが綺麗になっていたので記念にパチリ!
今まで世に出した製品群が一同に並んでいる姿を見るのは感慨深いものがあります。

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イタリア現地向けには、こういうポップなラベルのものも出しているんですよ。
これはこれで可愛いですが、このまま日本に出したら、100%ジュースと勘違いされはしないでしょうか?

沢山のお客様からご要望のあった、アグロナチュラ農業組合の疑問なき代表的製品であるエッセンシャルオイルが、ついに販売に向けて準備中です。

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現在、最終的な種類の選別などの作業に入っています。数ある栽培種類の中でも特に厳選した数種類を先ずは投入の予定です。単品種は無論、専任エルボリスタが特別にブレンドしたミックスタイプも揃えることになっています。
*実際の販売商品は、容器は全て遮光瓶ですが、現地保健レギュレーションの問題があって、写真のスポイトは付属できませんので、容器の中に組み込んだ一滴づつ出すことが可能なパーツを組み込んでいます。

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外箱のプロトタイプデザインも進んでいます。

長い間お待ち戴いているお客様!一日でも早くお手元に届けられるよう頑張っています。もう少々お待ちください。

セール始まる

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この時期は冬物衣料のセールの時期でもありますが、そんなことは何も考えずに退屈な日曜日にふと思いついて、車で40分のところにある、有名ブランドだけのアウトレットモール(何でも欧州で最大規模とか・・・)に散歩に出ることにしました。

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駐車場が普段より異常に込んでいるので、先ずは胸騒ぎ・・・でも入り口付近は閑散としていて、込んでいるイメージはありませんでしたが・・・

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中に入ってみれば、人人人・・・。
普段使わない駐車場には大型バスが数え切れないくらい停車していまして、日本人、中国人(と思われる)、血相変えたイタリア人、などなどなどが、店や広場に溢れかえって、トイレも、喫茶も、スナックも、ましてや人気ブランド店は入場制限の行列。

いやだいやだと、即時退散を決め込めるも、家内は不満顔。
こんな団子状態の店舗で気に入ったものが手に入るわけも無く、ましてやゆっくり見てる状況ではないことを説得してようやく脱出です。

皆さんも、当地にお立ち寄りの機会がありましたら、このアウトレットモールは必見ですが、但し、平日をお勧めする次第です。ご興味のある方は、こちら http://serravalle.mcarthurglen.it/

暫く更新が止まっておりましたが、2007年初めてのコメントです。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて、年末年始を日本の田舎で過ごした私達一家ですが、イタリアに戻ってみれば昨年末から気温の関係などで止まっていた薔薇の苗木の植え込み作業が再開していました。

いくつかある薔薇畑ですが、ここ数日はMERANAという地域にある組合直轄の畑に薔薇の苗木を施しています。
実は昨年にメリッサ畑を拡充させたばかりなのですが、薔薇の栽培に適した土地はここの貧しい地質の山間部ではそう多くありません。

今後、薔薇の需要が増えることを前提に、5Ha近くのメリッサ畑を泣く泣く潰して植え替えを行っているのです。人間の都合というやつでしょうか。罰当たりな気持ちは皆感じています。

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作業は、先ず畑の中に植え込みの基準にする線を引くことから始まります。

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これが、今回フランスの組合仲間から分けてもらった薔薇の苗木です。冬の間の気温の低いときに植物として活動が止まっているときにしか植え替えは出来ません。正に冬眠中の薔薇なんです。

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線に沿って50cm間隔で植え込んで行きますが、先ずは根っこの細い部分をハサミで剪定してから植え込みをします。細い根をそのまま植え込むと、不要な方向に枝が出てしまう可能性があるからと聞きました。面倒で根気のいる作業です。

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苗木を地中の適当な深さに植え込みます。

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足でしっかりと踏み込んで固定させます。

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更に、ピラミッドの形のように土を被せ、地上に少しだけ枝の先端がでるようにします。
これは、零下となる冬の気温に対処するためで、云わば保温のための布団のようなものなんだそうです。こんどは春になると、このピラミッド部分を削って、根の部分以の枝を外に出す作業が待っているというわけです。自宅の庭の園芸用ではありませんので、とんでもない本数の薔薇が植え込まれるわけですから、手間暇の大変さは想像を超えます。

私たちの畑は全て既にDEMETER認証を取得しているので、これらの薔薇は生育が順調に進めば、2008年には収穫を迎え、極めて珍しい(私は聞いたことがない)DEMETER認証薔薇として世に登場してゆくわけです。肥沃で栄養を沢山必要とするといわれるEOや芳香蒸留水などの原料用の薔薇畑が、果たして私たちの農業の根幹たるバイオダイナミクス農法に応えてくれるかどうかが、本当に気がかりです。それでも、対耕作面積辺りの収穫量や精油の含有量などは別にして、必ず付けるであろう薔薇の花で覆われるこの大地を想像すると、心配でもあり、楽しみでもある、子育てと同じ気持ちになってしまいますね。

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