2006年7月アーカイブ

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日本から先日持ち帰った数冊の女性月刊誌をパラパラめくっていたらやはりどこもUVケアや美白化粧品が目に付きました。
「最新機能美白化粧品」や「話題の新美白成分配合」などで満載です。

この秋発売予定のアグロナチュラシリーズの化粧品は昔からの植物学に基づいた植物のみで紫外線防御と美白効果を考えました。もちろん美白化粧品ではなく老化防止、リフトアップ、毛穴を引き締める、肌をなめらかにするなどの効果があり美白はあくまでその中のひとつですが。

きれいな小麦色を促進する化粧品はあっても、イタリアには美白化粧品はありません。美白する人がいないからです。
今回日本向けの化粧品をアントス工房にお願いする時に、無理を承知で「ケミカルではなく安全な植物成分を使ってUVケアと肌に透明感をもたらすものを作って欲しい。」とお願いしてみました。
さすが30年の自然化粧品作りのキャリアをもつアントスおじさんは、ポンと胸を叩いて植物学に基づいた理想の100%植物のみで両方の期待に答えてくれました。

日本の街角では日傘はもちろん、蒸し暑さの中、長袖の日焼け予防のためのカーディガン?や中には腕の中ほどまでの手袋をした女性も見かけてイタリアでは絶対見かけない光景を目にして、誤解を恐れず申し上げれば正直なところ戸惑いさえ感じました。

イタリア人は日焼けが大好きです。夏には太陽を手足いっぱい浴びて真っ黒になり、秋が来る頃には夏を惜しむように少しさめた小麦色の肌を手入れしてバカンスでの日焼けを自慢して、冬はスキーや南の島でまた日焼け。海や山が大好きです。
まるで有機野菜のように自然が一番!肌をブロンズ色に焼いてしみ、そばかすもチャームポイントです。
日本女性との温度差を改めて考えさせられました。いつも紫外線を防御している日本女性の肌は確かに世界一きめが細かくてきれいです。

でも白さを保つために暑さをガマンしてまで肌を覆い隠したり、ケミカル成分を肌にいっぱい塗るのは正直なところ?です。自然界にある成分で紫外線の害を減らせたり、体の中に新鮮な果物や野菜のビタミンをたくさん取り入れたり、肩の力を抜いて上手に夏の太陽とお付き合いが出来たらなあ、と思います。
もっと重要なことは世界中の大気汚染がなくなれば有害な紫外線を気にすることもなくなるかもしれません。
子供たちのように夏はプールで真っ黒になって無邪気に泳いだり、そんな夏も素敵かもしれません。

まだ全ては書ききれませんが一部ご参考までに。
ローズヒップ、ブルーベリー、セイヨウサンザシ、トマト、ブドウ、コメヌカなどなどお肌を紫外線から守り、透明感を与える植物を贅沢なほど配合しました。
ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです♪

*ドライフラワーを添えたと申し上げましたが、エッセンシャルオイルやポプリのような加工を施していない枝のついた花などは、植物検疫などへの影響もある可能性があり、急遽郵便出荷前に取り外したことが分かりました。ご案内とお詫びを申し上げます。

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本日ようやく当選者の方々へのラベンダー精油とポプリ入りフィルターを郵便扱いで発送することができました。上旬までの発送予定が遅くなってしまいました。外注のフィルター製作等に時間がかかってしまったのが原因ですが、大変申し訳ありませんでした。通常では10日前後で日本に到着しているようです。

写真のような内容でお送りしていまして、精油のために収穫した同じ畑のラベンダーのドライフラワーも1本だけ入れてみました。郵送中に蕾が枝から外れてしまっているかもしれませんが、ご容赦ください。
また、是非私たちの自慢のラベンダー精油へのご感想も、本ブログ上にコメントを下されば嬉しい限りです。

日本

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3年ぶりの日本を満喫してSAMURAI号でイタリアに帰ってきました。W杯優勝国に到着するのにこの飛行機はうーん、というのが正直な気持ちでしたが。

今回アグロナチュラ製品を置いていただいているお店をいろいろ回りましたが、どこもきれいにディスプレイされていてお店の方もいい方ばかりで感激しました。販売されている方が皆さんアグロナチュラのファンでいらっしゃることが何よりも一番嬉しかったです。有余るほどの物で埋め尽くされている日本で今以上に信頼を得るためには本物を作り続けることが大切、と改めて感じました。今回の日本滞在をぜひ今後のアグロナチュラ製品に生かすように頑張ります。それにしても日本の夏の湿気はびっくりしました。イタリアも暑いですが35度の気温でも汗が出ません。イタリアと同じ感覚の製品ではなく日本の方に合う製品作りの大切さも実感しました。

温泉、東京ディズニーランド、カラオケ、銀座、秋葉原と子供たちも大満足の日本滞在でした。
娯楽施設がない田舎の我が家に戻ってきてしばらくはギャップに悩まされそうです。

品切れ撲滅対策導入?

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アントス工房製のハンドクリームや歯磨きなどの製品に、アルミチューブを使用しているのは皆さんもご存知のとおりです。

このチューブ、今までは一個づつ注入器で中身を入れ、お尻の閉め口を大型のペンチのようなもので、更に一個づつ閉じていたのです。チューブや箱のシールも一つづつ手で貼っていました。

手作りもここに極まれりという感じですが、製品の優劣とは直接関係ない部分ですし、流石にこれでは商品欠品を出してしまうのは仕方がない状況だったんです。

かといって、一般のメーカーのような設備を導入するには我々の規模はあまりに小さすぎます。そこで、アントス叔父さん頑張りました。

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先ずは充填と封印(同時にロット番号も刻印可能)を自動的に行う中古の機械を見つけてきました。
一般のメーカーさんが見たら笑い出しそうな機械なんですけど、チューブを穴に装填するだけ(シールだけは相変わらず事前に手で貼ります)で仕上がる工程を見て、全員で「オー」と歓声を上げてしまいました。(いやはやなんとも微笑ましい)

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次に、完成したこのチューブを箱に装填して、次の工程で箱に自動的にシールを貼れるようにしました。
最初は手で貼っていたんですが、縦方向にシールが送られるという今まで当たり前の工程を、印刷屋さんと工夫して、ロール状態に対して横向きに貼れるように変えたことで、ボトルにシールを貼り付ける作業を応用できるようになりました。(叔父さん結構頭柔らかい)

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箱が横向きに流れてゆきます。
当たり前のようですが、アントス工房の長年の作業手順から考えれば、結構コペルニクス的発想に近いです。しかもこの工程では全く設備の追加導入をしていません。

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こうして、かなりの作業が短縮され、また設備用の資金も最小限(叔父さんにしてみれば中古の機械代金でも高かったようですけど)に抑えられて、「品切れ撲滅運動」?の火蓋は切られたのでした。

しかし、なんとも「ゆるーい」製造現場です。
私たちのものづくりは、製品の中身へのコスト(手間暇含め)優先が全てのプライオリティです。
大型の設備や最新機器はとても魅力的ですが、過剰な包装や容器も含め、本来の目的とは違う部分でのコストは極力増やしたくないというこの考え方はずっと変えようがないように思います。
私たちなりのお客様へのあらゆる利便への日々努力は続いています。

アメデオ君の憂鬱

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お馴染みのビオリーブス工房の跡取り息子アメデオ君。
以前、大好きなサッカーの試合中に膝を損傷してしまい、つい先日手術を行ったばかりです。全治には後2ヶ月は必要のようで、ちょっと心配な様子。

補助の杖を携えて工房内を歩く姿は痛々しいですが、それでも、日本のお客様に一日でも早くお届けしなければならない品切れの商品たちの生産作業を懸命にこなしています。

いつも笑顔は絶やさないアメデオ君。流石にこの状態での作業は楽ではないようですが、側を離れることのない彼のフィアンセが、懸命にマッサージをしたりなどの助けをしているのが微笑ましいです。

彼はいろいろな製品の香りを調合する作業も一部行っていますが、とてもセンスが良くて、私たちが希望する面倒な香りのリクエストも結構さらっと作ったりします。

今は薔薇系のノンアルコール系のパフュームを依頼していますが、短期間でのなかなかの仕上がりで感心してしまいました。
やんちゃで優しいアメデオ君の作ったこのパフュームが、早く世に出せるようになると良いですが。

le vie del Benessere

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le vie del Benessereという、ピエモンテ州、ロンバルディア州、フランスの一部の、温泉、ハーブ、観光など「健康」というテーマにて関連する生産者や各業者などが連なって、相互協力で発展を促す組織があり、その会合(コンベンション)が、わが町アクイ・テルメ市で7月1~2日で開催されました。
http://www.leviedelbenessere.eu/

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1日目の開催場所は、我が町アクイ・テルメ市が誇るホテル・グランドテルメで行われました。

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ピエモンテ州が主催者だけに、関係各省庁の高官やいろいろな方々が参加されています。
我が友ピエール君も、日本など欧州以外でのアグロナチュラ製品計画のレポートを発表し、関係するそれぞれが、何かの社会貢献を組み込むことを前提とするという、複数社での相互補完展開の取り組みなど説明して、出席していた沢山の皆さんからの関心と賞賛を貰っていました。
普段の苦労も、こういうときに報われるのでしょう、私の横で一人嬉しそうに読み上げたスピーチの原稿(何度も手書きで直してありました)を見つめていました。よかったね。

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参加した関係者には、案内用CD、テキスト、カタログ、ノートなどなどが結構凝ったキットとして、一人づつに紙製の手提げ鞄に入れられて配られたりしました。

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2日目は街の外側にある大規模温泉療養設備のあるほうでも行われ、テントでの生産品などの展示もありまして、私達の製品もちょっとお披露目です。この日は異常な高温で、テントの下でも倒れそうなくらいに暑く、来場者が少なかったのがちょっと残念です。

でも、開催中の2日間は、主催者側の沢山の方々がピエールに話しかけてきて、進めている取り組みをとても良く評価していただいているのが分かりました。

私達の活動は地味ですが、ちゃ~んと見てくれる人はいるのだなと、私もちょっと嬉しくなりました。

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