

この時期、畑仕事はむせ返るくらいに周り全ての新緑の香りに包まれて行われます。
植物の命の息吹をこれでもかと感じながらの作業です。
ハーブなんて、何もしなくてもボウボウ生えていそうですが、実は冬を越せずに畑単位で枯れてしまうものも沢山あるんですよ。
上の写真はピエールの畑で昨年苗植えしたローズマリーですが、残念ながらこの冬を越すことができませんでした。しかも殆どの組合員の昨年の苗付け分が同時期にやられてしまいました。
奥に少し残っているのは、僅かでも生き残った苗を植え替えを施したものですが、一割に達しません。
下の写真はクラリセージですが、同じく殆ど枯れてしまったものの、涙ぐましくも小さな芽を懸命に出しているものもあったりします。
原因は、この冬の低温の時期が長く続いたことと、降雪や降雨の微妙な加減もあったでしょう。
とは言え、氷点下の温度になるのは恒例のことですし、近くの川さへも凍ってしまうのが当たり前の土地ですから、別段今冬が異常だったわけでなく、ちょっとした気候の違いでも、この様にデリケートに反応してしまいます。
耕運機で枯れてしまった畑を掘り返して、新たな苗を施す必要がありますが、申し訳なさそうに、愛しそうに、ほんの僅かに残った新芽を触っていたピエールの姿はちょっと切ないものがありました。
植物も、私達人間を含む動物も、同じ生命なんだと改めて考えさせられた一日です。

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