
今後、アグロナチュラの製品には薔薇の精油や芳香蒸留水が多く使われることになっています。
今までは製品への使用量が少なかったこともあって、イタリア国内ヴェネト州にある組合仲間などから、必要な分だけを分けて貰って使用していましたが、東京本社からの強烈なリクエストによる将来的な需要量の拡大予測や、少量であっても使用原料は自らの畑で栽培したいという農家魂?もあって、今年から自分達でも栽培を開始することを決めました。
私自身も最初の自分の畑はラベンダーと決めていましたが、ピエールのラベンダー畑が思ったよりも栽培面積を増やすことが出来たので、当面の需要には応答できそうですし、そこで、ここは思い切って薔薇(DAMASCENA種)を栽培することにしようと、本日ピエールと話をした上での結論です。
薔薇のエッセンシャルオイルは、現在我々が使っているものでもオーガニック(ICEA認証)認定ではあるものの、DEMETERのものではありません。
実際、薔薇の栽培ではバイオダイナミクス農法を施している例は殆ど聞いたことがありません。
我々の栽培候補地には既にDEMETER認証を取得している、寿命の終わったラベンダー畑などの土地を利用するはずです。土質や気候が適していることも条件です。
苗木は世界最大の薔薇精油の生産地、ブルガリアから取り寄せを行う予定です。そして、DEMETER認証取得前提で自ら栽培し、自らの蒸留釜で精油と芳香蒸留水を作るのです。
私は所詮素人ですし、私の畑はせいぜい千平方メーター単位(それでも広大!)から始めたいと考えています。
1kgの精油には4500~5000kgの薔薇の花弁が必要と言われていますが、仮に1千平方メーターからスタートして、近い将来私の畑が、どのくらいの量の薔薇の精油の原料を生産できるのか?ちょっと気が遠くなりそうです。それなりの量を確保するには、ピエールが始めるものだけでなく、他の組合員にも今後強く働きかけなければなりませんね。
これからいろいろ資料や文献ももっと入手して、本格的な薔薇栽培の勉強もしてゆかなければなりません。ピエモンテに近いフランス国内の薔薇栽培園にも勉強のために訪ねる予定になっています。
周りの組合員は「薔薇の栽培は大変だよ~」と呆れた様子ですけども・・・
薔薇(DAMASCENA種)の栽培に詳しい方がいらっしゃったら、どなたかアドバイスをお願いできませんか?ピエールにばっかり頼るのも芸がないですし。

今、我が家のダマスクロ-ズが、つぼみをつけ始めています。
背丈は1メートルほどですが、ざっと数えただけですでに20くらい。
昨年は6月くらいから11月まで、次から次へと咲きました。
うちでは何か作ろうというつもりはないので、農薬、化学肥料はもとより、堆肥の類も補給していません。
たまーに米のとぎ汁や、布ナプキンを浸けたあとの水をやるくらいです。
だから花は小さいです。ダマスクの花は、もとより現代バラより小さく、直径5センチから8センチといいますが、うちの花は直径5センチほどです。
「バラは大変」とよくいいますが、ダマスクのような原種は強いはずです。バイオダイナミックで育てたら、きっと丈夫で品質の高いバラができると思います。
まーこさま
花にお詳しいと思いきや、ダマシェナ種(イタリア語発音です)も育てておられるのですね、にわか百姓の私にとっては先生のような存在かと(笑)!
おっしゃるっとり、観賞用を栽培するわけではないので、それよりは手間はかからないのでしょうが、何せ初めてのマイ畑が薔薇になろうとは想像もしておらず(ずっとラベンダーをやるものと決めていて、それなりに勉強もしていましたので)、
どうなることやらと、少々不安なだけなんですが・・・。
これから、いろいろ教えてくださいね。
cousine roseというところはバラに肥料も農薬も与えていないということをききました。(バラにハサミなんていれないわ、というコメントまで読みましたが)香りの製品を作っていて、同業者だとしても無農薬無肥料を学びたいということであれば、話をきくことができるのではないでしょうか…。国はまたいでも交流が起こったらいいですね。http://www.cousinerose.at/
natsuさま
いつもお気遣いありがとございます、参考にいたします。
近日ブルガリアにも出向く予定です。
>パパさま
先生だなんてそんな・・・。私は一介の素人ガーデナーです。
本当にダマスクは、ほったらかしに近い状態なんです。
去年アブラムシが出たときは、指でつぶして回りました。
変色した葉は、手で落としました。
純度の高い竹酢液を1000倍に薄め、ボダボタと垂れるくらいたっぷりかけているという方もいらっしゃいます。
また、以前テレビで見た食用バラの栽培農家は、アブラムシ退治に牛乳をかけていました。
モロッコの農家は、放牧している家畜が畑に入り込んで農作物を荒らさないよう、ダマスクローズで生垣を作っています。そして次から次へと咲く花を利用しています。
簡易蒸留器でフロ-ラルウォ-ターをつくり、それにハチミツを混ぜて、目薬を作っている様子がテレビで紹介されていました。
一昨年モロッコを旅行した私の伯母によると、モロッコで生産されるバラのほとんどは、クリスチャン・ディオールが買ってゆくのだそうです。
>natsuさま
「クジーンローズ」ですね。日本でもたまーに見かけます。
オーストリアの首都ウイーン郊外で、家族や障害のある人と共に、バラを栽培してコスメを作っていると聞きます。
バラ香水の「シークレットアムール」の、濃厚な香りが魅力的です。
クラシカルなボトルが素敵で、”マリアテレジアとマリーアントワネット母娘や、悲劇の皇妃エリザベートの鏡台には、こんなコスメがあったのかも・・・”と思いを馳せます。
まーこ先生
いずれにしろ、簡単ではなさそうですね。
栽培面積が大きく必要なだけに、特に害虫は心配ですね。
もし、千平方単位でアブラムシを手でつぶすことになれば、どれくらい時間がかかるでしょうか?(引きつり笑い)
当方の地域は(特に薔薇の栽培用の候補地は)比較的高地にあって、風通しも良く、他の栽培植物での害虫の発生は少ないのですが、薔薇に関しては我々自身の過去の経験がありません。
どえらいことを決心してしまったかなーとも思いますが、とにかく早めに開始してみます。
試験栽培用の苗木の調達が先ずは最初の仕事です。
そのうち無事に薔薇の畑が営めるようになったら、機会があれば、まーこ先生もnatsuさまも、是非ご当地にお立ち寄りください。(ちょっと遠い?)
ローズの使用量を増やされるというお話は嬉しいです。
栽培は想像以上に大変かも知れませんが、遠くから気持ちだけでも応援させていただきたいです。
natsuさんのコメントにございました無農薬無肥料栽培を実践されるのがベストかと、個人的には思います。もともとの野生の植物は農薬も肥料も与えず立派に育っています。
肥料というのは、例え無化学のものであっても、土壌に良くないそうです。【肥毒】(実は動物の糞尿とかを原料にした動物性の肥料に含まれる窒素が虫を引き寄せるらしいです。で、それを駆除するために農薬を使うという悪循環に陥っている。肥料こそが諸悪の根源だという話を聞いたことがあります。)
余計なお世話で恐縮ですが、もし宜しければ私が参考にしたサイトをご紹介させていただきます。
http://www.naturalharmony.co.jp/trust/yasai-miwakekata/2nouyaku-hiryou-kankei.html
本当に余計なお世話かも知れませんが、「ひとつの参考として」ご覧いただければと思います。私としましては、自然栽培に大変共感します。もちろんバイオダイナミック有機栽培も非常に貴重なものと感じております。失礼致しました。
追伸
ハーブティーの発売、大歓迎です!デトックスのタイプに期待します!
うちのダマスクは1本だけですが、アブラムシつぶしに40分くらいかかりました。1000平米手でつぶしたら、年が明けそう???
あと、竹酢液の濃縮倍率間違えました。10倍です。
欧州には”炭焼き”の習慣はあるのでしょうか?
いちばんびっくりしたのは、コガネムシ。
害虫だと知らなくて、開きかけのつぼみにいるのを眺めていたんです。
それで、なんかムシャムシャやってるな~、と思ったら、つぼみ食べてるじゃないですか!
あわててひっぱがしたら、つぼみにきれいーな丸型の穴が開いてて、開ききったらズタボロの花に・・・。
イタリアにもいますか?コガネムシ。要注意です。
>セレンさま
参考資料ありがとうございます。
勉強に終わり無きですので、あらゆる知識は得ようと思います。
しかし、私達が実践するバイオ・ダイナミック農法は当然完全無農薬ですが、ご存知のとおりで肥料については施します。
肥料といっても、例の牛の角(CORNO)のなかに牛糞と藁等の堆肥を詰めて土中に埋めたものを使いますが、年に一回、かなりの高希釈(本当に効くのかよ~くらいに水で薄めます)にして、畑に散布します。
植物に与える前提の肥料ではなく、あくまで土地の活力を高めることが目的ですから、肥料の考え方が根本的に違うようですね。
農業には、いろいろな考え方があろうかと思いますが、肥沃とは正反対の私達の土地には現時点有効であることが実証されていることと、また第三者の高いスタンダードを組合員が共有するという目的もあって、今のところ、バイオ・ダイナミクス農法で定められたこの肥料の散布方法は続ける予定です。
P.S.
ハーブティーもう直ぐお届けします!お楽しみに。
>まーこ先生
大量の竹酢液は入手のしようがないので無理かと思われますが、どうも私達の比較的高地にある畑は、よくよく聞くと害虫の発生は比較的少ないようです。
昨昨年あったここら辺の地域の害虫被害はイナゴの大量発生!
これはもう、エイリアンに襲われたようなもので、どうにもなりまっせん。(但し不幸中の幸いか、当方主力のハーブ種は、あまりお好みではなさそうです)
イタリアでイナゴの佃煮を食す習慣があれば良い?のですが、日本では一部地域で食べるよとピエールに言ったら、「輸出するか?」と真顔でした。
しかし、仮にアブラムシが出てしまったら、もう諦めて寝たふりします。(湿気が少ないからか、アブラムシの発生もここではそういえば聞きませんね)
カレンデュラや、一時期栽培していたスミレなどの栽培では、途中で花が黒くなって枯れ死してしまう経験は多かったそうで、概ねこれは気候の変化などで影響されるみたいですね。
カモミールやラベンダーなんかは、同じ花なのに土地にあっているのか、これらに比べれば遥かに丈夫です。
もともとアルプスの麓には野生の薔薇がよく見受けられますし、組合の裏山でも秋以降野生のローズヒップなんか採れますから、土地に合っていることを願うばかりです。
バイオ・ダイナミック農法、完全無農薬というだけでも、我々にとってはかなりの安心感を得られます。大変かとは思いますが、今後とも宜しくお願いします。
シャンプーですが、私はアントスのダメージ用を使っています。その前にビオリーブズ使用しましたが、アントスの方が、よりしっとり感が出まして自分には合っています。
過去に石鹸シャンプーなど利用していたにも関わらず、アントスのシャンプーは更に強力な軋みが出ますね。しかし明らかに髪が健やかになっていくのが実感できますので、使い続けることにしました。これまで色んなシャンプー使いましたが、アントスは一番良いかも。髪の修復につれて、軋みは少し改善された感じがします。肌に対してもビオより優しいと聞きました。
セレンさま
ANTOSシャンプーをお使い戴いているのですね。ご愛用ありがとうございます。
誤解を恐れずに申せば、ANTOSのシャンプー類はかなり個性的で、セレンさまのように過去に使用経験のある方は別にして、石鹸素地に慣れていない方には手強い商品ですね。
泡も立ちにくく、髪も軋みますし(でも製品のPH値は8.3ほどで、A社など他の自然原料由来(と言われる)の類似の石鹸シャンプーより格段に低く、目の染み方も、月とスッポンなんですよ)、初期の仕上がり感も、実際普通のシャンプーに慣れた一般の方々にはハードルが高いようです。
このハードルを越えるには、使用初めの一定期間の我慢を強いられることも重々承知しています。
(慣れるに従い、違和感がなくなり、泡立ちも、仕上がりも別のもののように感じるのは本当ですね、他のご愛用者の方も同意見です)
そんなご苦労?を踏まえて、ご使用を続けて戴ける分、セレンさまの髪への恩返しが必ずできるものと信じております。
私達がというよりも、完全無農薬。有機栽培原料という自然からの贈り物と言ったほうが正確ですね。
これからも末永くご愛用くださいますよう、お願い申し上げます。