ハンドクリームの不思議?

| | コメント(16)

ANTOS CREMAMANI.jpg

アントス・ハンドクリームをご愛用いただいているお客様から、時折、毎回ロット毎に香りや使用感の違いがあることをご指摘をいただきます。

ハンドクリームの主原料は100%ANTOS工房内製蜜蝋なのですが、これに添加する水分代わりでもある組合製100%ラベンダー蒸留水は、その組合員の収穫畑(土地)によって固有差がかなり生じます。

今回日本にお届けしたハンドクリーム(ロット番号062-写真参考)は、かなりこのラベンダー蒸留水の香りが強かったようです。

誤解を恐れず申し上げれば、贅沢な自然原料のみにこだわる私たちのこのクリームは、自然の材料から作るワインやお料理のように毎回必ず香りや状態に個性が出てきます。
またPEG等の合成ポリマーは無論ですが、植物から化学合成された乳化剤レシチンも、私たちの判断では化学合成界面活性剤として排除しているため、水と油は完全に混ざり合うことはなく、完全なクリーム状にはなりません。

しかし、純粋な自然原料だけで製品を作るのは難しいな、とつくづく思います。お客様の使用感、香りなどの好みを極力損ないたくはないですし、その製品の安定化・均質化は、広範囲なお客様にご購入いただく以上、とても重要です。

毎回、ピエモンテのハーブ畑ごとの個性ある香りを楽しんでいただけるといへば言い過ぎでしょうが、お客さまは、どちらを選ばれるのでしょうか?

(A)AGRONATURAは純粋自然抽出原料の成分にこだわり続けて欲しい。界面活性剤を用いないためテクスチャーが化学系のハンドクリームのように完全乳化されず、自然原料の個性のため香りや使用感がロットによる特徴が多少出ても、今のままで良い。
(B)とりあえず現状危険性が問われていなければ、植物由来の化学合成品(レシチン等の界面活性剤)、アルコール類、オーガニックではない植物原料、香料等々、いろいろ加えて全ロットの製品を完全乳化させ、香りや使用感も均一に安定させて欲しい。

少しでも多くの方に、この我々のジレンマに対する導きをお願いしたいところです。
コメントを一人でも多くの方に戴ければありがたいです。貴方はA)?それともB)?

コメント(16)

私は絶対に「A」の意見です。
純粋自然抽出原料の成分にこだわっているからこそ、毎回微妙に違うのは自然の摂理と一緒で…
上手く言えないのですが、品物も「生きているモノ」と感じられます。
「生きているモノ」の品物だからこそ、五感に訴えかけられ、心地よくなっている自分が居るのではないかと思います。
ひとつの香りだけでなく、複数のハーブをブレンドされているようですので、その時その時に、どれかが前に出てくる事も、十分に納得出来ます!
アグロナチュラさんには、ずっとこのままでいて欲しいと思います。

シマさま

早速のコメントありがとうございます。
いろいろなお客様のご意見を伺うたびに、どれが私たちにとっての「ベスト」かを悩む日々ですが、シマさまのお言葉には勇気付けられる思いです。

それでも、私たちが取り決めた限られた原料の枠で、どこまで使用感を向上し、安定化できるのか、の努力はこれからも休まず続けて行きます。

この努力が秋に発売予定のアグロナチュラ基礎化粧品シリーズにも必ずフィードバックできるはず、と考えています。

末永く私たちアグロナチュラのご意見番でいてください。

私もAです
だってBにしてしまったら他のメーカーと変わらないですよね
天然成分へのこだわりを捨ててしまったらアグロナチュラ最大の魅力を失うと思います

hikさま

ありがたいご意見を頂き感謝いたします。

現在の自前の自然抽出原料使用の製法を否定されてしまうと、我々の要であるバイオダイナミクス農法による有機栽培農業もやめてしまわなければなりません・・・。

12月24日に購入したハンドクリームは3ヶ月使用してそろそろなくなるので新たに購入しようと思っているのですが、体調がすぐれなかった2月は、嗅覚が敏感になっており手を潤すためにハンドクリームを使用する際香りが物凄く気になり使用を控えていました。香りの感じ方は、季節・体調等に大きく左右されると思いますが、個人的には今の香りはやや控えて頂いたほうが年中愛用できるなという感想です。使用感は大変きにいっていますので、信頼できる製品作りを続けていって頂きたいです。

麻衣子さま

コメントありがとうございます。
全てのお客様の好みに合わせるのは難しいですが、より沢山のお客様に気に入っていただけるよう、現在、新しい(別の香りでかつ微香タイプとし、ベースは変わりません。)バリエーションとしての新配合のハンドクリームも開発中です。今後もどしどしご意見戴ければ幸いです。

パパ

どうしてか、どこでも売り切れでやっと購入できたのが062のロットでしたので、以前のロットの香りがわかりませんが、毎回微妙に香りが違うとは、それはとても自然で素敵なことです。もちろんAを続けてください
。それをポリシーとされているアグロナチュラさんの活動にとても感謝しています。先日、飛行機での長い移動中、フラワーエッセンスと、このハンドクリームで生きた心地がしました。微香タイプも期待しています。

tariさま

現時点では、正確には香り(ラベンダーなどの収穫毎)と使用感(蜜蝋などの収穫毎)の両面で製造ロットごとに差がでてしまっています。

自然派を謳う他社が多用するアルコールやレシチンも含め、香りや綺麗なクリーム状態を均一化させるための原料を一切排除しているが故のロット差ですが、お客様のご理解に支えられて、私達なりの拘りを続けていけたらと考えております。

しかし、困難とは言え、製品の安定化はこれからも日々研究を重ねてゆきます。

新バージョンの登場もご期待ください。

初めまして☆以前から興味深く拝見させて頂いています。
私も、絶対に【A】です!!本来、自然の物は種々それぞれ違うのが当たり前なんですよね、人間だって同じ。全て同じっていう方が恐ろしいです。
昨日、初めてアグロナチュラさんのシャンプーを購入しました。香りが清々しくなんともいえない清涼感♪説明には「ベルガモットを基調とした有機ハーブとフルーツ。。。」とありましたが、私が購入したのはペパーミントの香りが強かったです。実際、成分表示には香料系材料ではミントエッセンスオイルの比重が一番多く、“ベルガモット・フルーツ系”はありませんでしたけれど…。
TBさせて頂きました。これからも楽しみに拝見させて頂きます!

fushigi.chanさま

コメントありがとうございます。
A)の方法で今後も続けてゆきますし、また更にベストな製品への努力も止めません。

ご指摘の件ですが、ラベル上の商品説明一部に、他の種類のものと印刷上での誤植が発生している模様です。
本当に申し訳ありません。

再確認いたしましたが、肝心の全成分表示には誤りはありませんでした。

全てイタリア内での印刷を行っており、当地での見落としがあったのですが、イタリア人だけならまだしも、日本人担当者の私がチェックしていながらのミスでした。

直ぐに是正し、今後このような間違いのないように努めます。

今後とも、製品についてのご指摘とご意見をお願い申し上げます。

もちろんAです。100%信頼できる原料から作られていなかったら、本当に他のメーカーと変わらなくなってしまうし、なし崩しになりそうで信頼感が薄れてしまいます。どうぞ頑張って下さい!私もハンドクリームの香りがきついと感じました。でもだからといっていつも全く同じの工業製品のようなものを求めているわけではありません。フレッシュな野菜や果物に均一の味を求めたりしないことと同じとわかります。たとえば蒸留水の配合を減らし、より蜜蝋とオイルが主のような固めのクリームでもいいと思います。今のクリームは相当さっぱり感をだすように苦心しているのでは?つけた瞬間ちょっとテカっとしても少したてば肌になじむというのでも大丈夫なのに、と個人的に感じます。香りを楽しみより多くの層に受け入れられやすいものと、香り控えめの蜜蝋主体の古風なくらいの使用感で(つけた瞬間ちょっとテカる、クリームが固めの状態になるなど)でもいいからシンプルな配合というアイテムの選択肢がゆくゆくできるのもいいのではないでしょうか。以前パリに住んでいたとき普段街でアトピーの人は見かけず、パリに住む日本人のなかにはアトピーの人がいて、どうしてなんだろうと感じました。そして日本に帰ってきてたくさん皮膚にトラブルをかかえている人を見かけます。日本の何がそういう状況をつくっているのか…。いたるところで殺菌剤、除菌剤をばらまいているせいでしょうか…?とにかくハーブでさえも刺激になる人がたくさんいるのが日本の現状かもしれません。ホメオパシーやアロマテラピーでも高希釈になるほど効果がある、ということを読んだことがありますが素晴らしいハーブでも高濃度にならないほうが安全な場合もあるでしょう。(ベビー、敏感肌用として。そしてお料理をする人の手のために)いろんなスタンスのお店で販売されているから(オーガニックのお店からファッションのお店まで)、いろんな要望のお客様がいて当然です。あまり100%日本からの要望に答えようと苦しまないで下さい。100%オーガニックで蜜蝋と植物からとれた原料のみのものを求めて買う人の存在を大切に判断されたらいいのだと思います。がんばってください!

natsuさま

心強いご意見を戴き、本当にありがとうございます。

私達は、トイレタリーや化粧品製品のメーカーである前に、愚直な完全無農薬・有機農法栽培の農家集団であることが基本であり、望みであります。

そしてこの望みは、少しづつでも同じ考えで栽培を行う農家やそれを伴う栽培農地を拡大することで、私達が20年前に起こした組合の使命と目的を叶えることになると考えています。

全ての生産品の基本的な考えは頑なに守り、それでも我々の目的を実行してゆくためには、我々の生産品を使っていただける消費者の方々を、同じように少しづつ増やしていくことがそのために欠かせません。

それが、我々の望む良き循環を拡大させるための必須の活動でもあります。

natsuさまのお言葉どおり、売らんかなのための迎合には色目を使わず、それでも一人でも多くの消費者の方々のために、役に立つ、喜んでいただける製品を研究し、作り続けたいと思います。

どうぞこれから末永く、我々が誤った道にも外れないよう、叱咤激励をいただければ幸いです。

追伸です。私が香りをきつく感じたハンドクリームを買ったのは去年の年末くらいでした。(ロットNo.がチューブに入っていないようです)昨日お店のテスターのものを使ってみたら、私が買ったものとは違い、これならいいのでは、と思いました。ラベンダーの香りがはっきりしていますが、ラベンダーをいっぱい抱えたりしたときの感じ(草の香り、花の香り両方を感じるような)でした。

現在、この062ロットの香りの強さやテクスチャーよりも更に微香でスムーズなタイプのものを標準化にできないかと、可能な限り、原材料の個性をその都度考慮して、かつ安定させたいと試みています。

ロットNoは、ラベルへの直接印刷や刻印など、手で全て作業をしていた関係上、試行錯誤でいろいろな場所に施されてしまっていましたが、今後はチューブの装填部(キャップと反対側の部分)の止め口部分に刻印として入れる方法に統一することになりました。

 当然【A】です。それこそがアグロナチュラ製品のアイデンティティだと思います。誰に紹介しても恥ずかしくない、自信をもって人にもお薦めできる逸品ぞろいです。ハンドクリーム製作のご苦労をこのブログにて拝見したのをキッカケに、それまで使用の他社製品から途中で切り替えました。
 
 香りは好きです。職場でも好評で、すぐに購入した人も何人かいまして、私も人へのギフトとしても購入しました。それだけアグロナチュラ製品を伝えたい想いがあったんです。やはり合成成分排除は当然ですが、オーガニック原料に拘るところに熱いものを感じます。日本では無農薬はもちろん、肥料も使わない「自然栽培」で米や野菜・果物を作る農家もありますが、コスメ製品の原料としては有機栽培、特にバイオダイナミック農法が最高だと思っています。
 テスターではハチミツの香りが強くて個人的には好きで期待しましたが、購入したものはそれ程でもなかったです。でも全く問題なしです。もちろん使用感とても良いです♪個体差が出るのは、天然素材らしい個性であると言えますね。
 
 今のところ歯磨きに始まり、ハンドクリーム、シャンプー、コンディショナー、アロマウォーター、ボディシャンプーと使わせてもらってます。他社のバイオダイナミック有機栽培製品を愛用してましたが、アグロナチュラの作り手の精神と、リピートしやすいリーズナブルな価格設定へのリスペクトとして今後も使わせていただきますので宜しくお願い致します。

 
 

セレンさま

本当に、ここまで力強くご支持を戴くと、AだBだと悩んでいたのは恥ずかしい思いがします。

自らの土地を耕して栽培した原料を使った製品作りを目指してきたのですから、その中で可能な限りのBESTを尽くそうと思います。

皆さんのご意見とご支援を忘れずに、我々が目指そうとするアグロナチュラ製品を地道に作り続けてゆきます。

コメントする

このブログ記事について

このページは、パパが2006年3月26日 21:55に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ほっとしたひととき。」です。

次のブログ記事は「新兵器の持ち腐れ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。