2006年3月アーカイブ

新兵器の持ち腐れ

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雑草取りの季節がやってきたことは既にお伝えしましたね。

雑草取りは、手で作業するのが大前提ですが、地面に空間が広い間(例えばラベンダーの苗上後2年以内など)は機械も使ってこの作業をフォローすることもできるようで、今年この農具を購入しました。

写真はSetrigliatore(セトリリアト-レ)という農具をアタッチしたトラクターです。
ちょっと見えにくいですが、後ろの巨大な剣山のようなものを地面に当てて、まだ雑草の新芽の状態のときに、それこそ「根こそぎ」とってしまおうというわけです。

しかし、雑草の生え方もそれなりに新人なりに見てきた私ですが、ラベンダーの株の根のところに生えてくる(しかもほとんど)ものは、どう考えたって使用できません。

多少の助けにはなるとは思いますが、いずれにしろ大部分は手による作業は避けられないと見た瞬間確信?しました。

どこまでフォローになるのかが焦点です。期待できるでしょうか・・・来週早速試してリポートします。
あ、ちなみにトラクターは特別な免許は要りません。公道を走らない限りですが。

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アントス・ハンドクリームをご愛用いただいているお客様から、時折、毎回ロット毎に香りや使用感の違いがあることをご指摘をいただきます。

ハンドクリームの主原料は100%ANTOS工房内製蜜蝋なのですが、これに添加する水分代わりでもある組合製100%ラベンダー蒸留水は、その組合員の収穫畑(土地)によって固有差がかなり生じます。

今回日本にお届けしたハンドクリーム(ロット番号062-写真参考)は、かなりこのラベンダー蒸留水の香りが強かったようです。

誤解を恐れず申し上げれば、贅沢な自然原料のみにこだわる私たちのこのクリームは、自然の材料から作るワインやお料理のように毎回必ず香りや状態に個性が出てきます。
またPEG等の合成ポリマーは無論ですが、植物から化学合成された乳化剤レシチンも、私たちの判断では化学合成界面活性剤として排除しているため、水と油は完全に混ざり合うことはなく、完全なクリーム状にはなりません。

しかし、純粋な自然原料だけで製品を作るのは難しいな、とつくづく思います。お客様の使用感、香りなどの好みを極力損ないたくはないですし、その製品の安定化・均質化は、広範囲なお客様にご購入いただく以上、とても重要です。

毎回、ピエモンテのハーブ畑ごとの個性ある香りを楽しんでいただけるといへば言い過ぎでしょうが、お客さまは、どちらを選ばれるのでしょうか?

(A)AGRONATURAは純粋自然抽出原料の成分にこだわり続けて欲しい。界面活性剤を用いないためテクスチャーが化学系のハンドクリームのように完全乳化されず、自然原料の個性のため香りや使用感がロットによる特徴が多少出ても、今のままで良い。
(B)とりあえず現状危険性が問われていなければ、植物由来の化学合成品(レシチン等の界面活性剤)、アルコール類、オーガニックではない植物原料、香料等々、いろいろ加えて全ロットの製品を完全乳化させ、香りや使用感も均一に安定させて欲しい。

少しでも多くの方に、この我々のジレンマに対する導きをお願いしたいところです。
コメントを一人でも多くの方に戴ければありがたいです。貴方はA)?それともB)?

ほっとしたひととき。

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今年の冬は例年より長く厳しく3月終わりだというのにまだコートが必要です。
ちょっとうんざりしていましたが、ビオリーブスの裏山を歩いていたら枯葉の中に芽をだしたばかりの小さな花を見つけました。

何だか宝物を見つけたような気分で嬉しかったです。
どんなに厳しい冬でも確実に春が近づいています。
自然の中にいると日常で忘れてしまいそうな幸せが見つけられます。
何だかほっとするような時間を大切に過ごしたいですね。

種まきの季節

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すっかり当地ピエモンテは春の日差しが続き、いよいよ各種ハーブの種蒔き時期でもありますが、種蒔きといっても直接畑に撒くわけではく、ご想像通りまずは苗をこしらえる事になります。

写真は、ここビオリーブス工房の直営畑(というより元が農家)で仕込まれるための、ちょうど今の時期では、マルバ、オリガノ、バジリコ、カレンドゥラなどの苗を作るための作業風景です。

バイオダイナミクス農法を施された有機の土を、苗床用の均等に設けられた穴のあいたケースに詰め、そこに種を正確な分量で撒いてゆきます。

ビオリーブスは、エッセンシャルオイルや芳香蒸留水など、組合でなければ加工できない材料は、組合からフル供給してもらっていますが、抽出用の材料は基本的に自前の畑のものを使うようにしているんです。そこがビオリーブス工房の数ある拘りのひとつで、自らの土地で、自身で育て手がけた新鮮な材料を用いて製品を作るという、著名な自然化粧品メーカーでも(僅か一部だけそうして、売り物にしているところはありますが)殆ど困難な材料調達の背景で、皆様にお届けしている製品を作っています。

これは化粧品やましてやトイレタリー製品のメーカーとして世界的にも稀有な、原料の完全トレーサビリティーを謳える所以です。普通のシャンプーで、その使用するハーブ材料の完全経歴なんて出せるとこあります?畑から~完成品まで~の私たちが世界に誇れる部分です。

でも、もしも沢山売れちゃったらどうするの?というご心配は暫く無用。
17Haにも及ぶ自社農場は広大です。現在の自社栽培品の殆どは、組合加工用として出荷していますが、これらを調整することで、自社完成品加工に使用するためのかなりの余力を残していますから。

そういう悲鳴も実際早く聞きたいですが、自社農園に限界が来ても、今度は組合全体としての供給調整や余力は、それを遥かに上回るため、たぶん当分ないかもしれません・・・・

コンテナー積込

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今朝も早から、日本向けコンテナー出荷の作業です。

荷物を積み込むフォークリフトも、トラクターの一部にリフト用アタッチメントを装着したものですが、畑の作業の延長線上なところが、私たちの本職である農家ならではの作業光景でしょう?

積み込みを終えると、コンテナーの扉を閉めて下段の写真のような封印を施します。勝手に誰かに開けられてはいけませんからね。
偶然ですが、この写真だけを見ると、なにやらアートな感じもします。私だけでしょうか?

これらの製品は次はどなたの手に渡ってゆくことでしょう?心の中で「いってらっしゃい」と呟きます。

TOMTOM GO!

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私たちの仕事は、いろいろな組合員を訪ねたりすることが多いいのですが、皆ランドマークの欠片もないそれこそ地図では分からない山の中であることが殆どで、それでなくても方向音痴の家内には難行でしたが、昨年の暮れから、今では珍しいミュージックカセット(日本にはもうないでしょうね・・・)しか装着されていない、我が家のおんぼろ車にもカーナビが使えるようになりました。

このカーナビ、TOMTOMというオランダのメーカーのもの。
コンパクトですが、最新の装備が満載(BLUETOOTH標準で、最新交通・天気、地図情報などなどが携帯経由で入手可能)で、価格も最新デジカメ1台ほどのもので、欧州では大変ヒットしているようです。
なぜか日本語音声案内もオプションであり、早速インストールしてます(^^)

完全無農薬・有機栽培を謳い、何やら古めかしいものだけの生活のような私たちですが、新しいテクノロジー?はそれはそれで重宝していますし、役に立っています。

今日も、家内の走らせる小さな車のフロント窓に、TOMTOM君が鎮座して、彼女の仕事の手伝いをしています。(あまりに優秀すぎて、山の中の険しい林道をも駆使しての目的地への最短案内を迫るTOMTOM君には、多少泣かされてはおるようですが・・・)

ACQUI TERMEの町

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私たち家族が暮らすピエモンテ州アックイテルメは温泉の街です。中心には75度のお湯が湧き出る源泉があります。冬はクローズしているホテルがほとんどですが、夏になるとドイツ、フランスから湯治のためにたくさんの観光客で賑わいます。ワインで有名なモンフェラート、ランゲ地区に接しているのでおいしいレストランもたくさんあります。周辺はトスカーナとはまた違ったワイン畑風景が広がり、その規模には圧倒されるほどの景色です。日本では全くと言って知られていませんが、こじんまりとして街のメインストリートはクルマ立ち入り禁止なのでゆっくりと買い物も楽しめます。ちなみに街一番の高級ホテルGrand Hotel Nuove Termeではこの地の温泉水を使った数々のスパトリートメントコースが設けられています。オリジナルのスパ化粧品も作って売っています。この温泉水プラス有機ハーブの化粧品なども将来作ってみたいです。もちろん100%自然原料で出来ればですが。

有名な観光地ではありませんが、こんなのんびりとした田舎の温泉町で過ごすイタリア旅行もなかなか良いものだと思います。下の写真はローマ時代に作られた水道橋です。歴史はとても古い街です。

~さくら~特別限定品

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東京からのレポートです。

当方アグロナチュラ製品をお取り扱いしていただいている、FRAMeWORK Spick and Span さまの青山の店舗で、今回特別注文をいただいた、さくらのフレグランスを施したポケットレメディーとアロマウォーターのSAKURAバージョンがお目見えしていました。

イタリアのさくらは日本の種類と違って、香りというより味覚としての”さくら”のイメージが強く、香調にはやや苦労しましたが、好評とのことでホッと胸を撫で下ろしています。

それにしても、特別パッケージの素敵なこと。
桐の箱に一個ごと収まって、お客様にお渡しするときは写真の桜のつぼみの枝を一本添えられるのだそうです。

生産する者にとって、これほど大事に大事に製品を扱っていただけると、何よりのご褒美をいただいたような気がします。

個数も僅かな本当の今だけの限定品。
早めにお店を覗いて、その絶妙なイタリアの桜の香りを皆様にもお試していただけると嬉しいです。
でも、品切れの際はご容赦くださいね。

ビオリーブスへの山道

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何度通っても迷ってしまう標高500メートルの村にあるビオリーブス工房までの道です。家からいくつものワイン畑の丘や山を越えて行きます。遠くに見えるアルプスの山々の雪も少し前は真っ白でしたがだんだん春を迎える準備をしています。これから暖かくなって天気の良い日はこの道のりも緑濃い楽しいドライブになります。アントスも組合もみんな空気のおいしい自然いっぱいの場所にあって、訪ねていくのも楽しみの一つです。

表参道ヒルズ

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先月2月にOPENした表参道ヒルズの中に、東京本社の直営SHOPも店開きをしました。
名づけてIDEA FRAMES OMOTESANDO。

勿論この素敵な空間の中にはアグロナチュラシリーズの全製品が展示されていますので、お近くにお立ち寄りの際は是非覗いてみてください。

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以前ご紹介した新しい製品として、蜜蝋100%キャンドルのラベルデザインが上がりました。
どう思われますか?素敵でしょう?

何せこのキャンドル、ANTOS工房のIDである養蜂業の真骨頂とも言える自家製100%純粋蜜蝋に、当方お得意のエッセンシャルオイルを配合して作り上げ、更にしっかり有機認定付(ECO-CERT)です。

体に使うものではなくても、徹底して製品の厳格さに拘っています。
アロマテラピー効果も期待できるので、当方の中では当たり前といえばそうなんですが。

既にありそうで、実はここまでのものは未だ日本の市場には出回っていないと聞きました。
ふふん~。なんだかちょっと嬉しいですね、一番乗りの気分です。

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1月の写真で恐縮なんですが、以前にもご案内した昨年から作業を開始しているラベンダー畑の別の写真です。

何でまた、と言うと。
そろそろ雪解けが始まりだし、今年の畑仕事の再開が近いからです。
この写真の下から上まで全部ラベンダーなんですが、この急な勾配を上り下りする日も近いかと思うと、
今から準備体操でも始めとくか、かという気分です。白状すると、ため息も出たりします・・・
でもきっと昨年のように、作業を終了したときの心地よい疲労感をまた感じて、幸せな気分も得られることでしょう。

昨年までのように、作業道具も組合のものを借りるのではなく、今年は鍬も自分用に新調します。
手袋は日本製のゴム引き軍手、できれば作業用のブーツも新しくしたいですが、何より日除けの帽子が不自由なんです。イタリア人って頭のサイズが小さいようで、私に合うものが冬中探したのに未だ見つかりません。このままだと、昨年から使っているテーマパークで買ったインディージョーンズ風の麦藁帽子を
また使わざるを得ません。孫悟空の頭の痛みがよーく分かる状況といえばご理解していただけますでしょうか?

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イタリアに住んでいると日本で購入するよりずっと買い求めやすい値段でヨーロッパの有名自然化粧品を気軽に試すことが出来ます。日本でも知られているいろいろなメーカーを使ってみて、なるほど使用原料も安心でいいじゃない、と感心したり本当に有機ハーブ?これは自然100%じゃない、と思えるものなど様々です。でも本心は、私のように若くはない肌にはもっと踏み込んで”きれいになれる。”自然化粧品を望んでいます。

アグロナチュラの基礎化粧品開発も順調に進んでいます。日本向けのサンプルを使い続けていますが肌の調子がとても良いです。内容は2月25日にパパさんが説明したとおりですが、実際試してみて感激したのは肌への効果です。肌への刺激も全くありません。夜、疲れたときなどクレンジングでお化粧を落とすのが面倒で嫌々?していましたが今は嬉しい時間です。優しいほのかなバラの香りを感じながら眼にも沁みず、くるくるとアイメークもきちんと落としてくれます。

女性の立場からはどんなに安心できる自然化粧品と言えども”使い心地”と”目に見える効果”を求めます。安全面プラス、しわが目立たなくなったり、たるみが改善出来たり、毛穴が引き締まったり、顔色が良くなったりとぜいたくな要望だらけの私です。毎日のスキンケアータイムが楽しみになって、ストレスも疲れも癒してくれるような化粧品を望んでいます。棚にずらりと並んだ有機栽培ハーブのエキスとエッセンシャルオイルは試作品研究に使われています。その種類の多さにびっくりしました。まるでワイン貯蔵庫のようです。とても貴重、希少なハーブをどんどん積極的に使って効果の違いがわかる化粧品作りを続けています。日本で発売されるときには世界一安全で、世界一違いのわかる自然化粧品シリーズになるよう私も期待しています。

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基礎化粧品の試用サンプルが昨日出来上がりました。

各30ml入りのちっちゃなPE容器入りでして、いかにも「お試用」然としていますが、何やら凛とした雰囲気も感じませんか?我子可愛さでしょうか・・・

これらは週明けには東京に届き、最終のモニターに供用されてゆきます。
ちょっとドキドキしますが、きっと良いレポート結果を届けてくれるに違いありません。

こうして、また新しいアグロナチュラの製品が春の息吹のように生まれました。
皆さんに喜びをもたらす製品としてスクスクと育つことを祈るのみです。

春はすぐそこ

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昨日、所用でローマの近郊まで出かけてきました。

車で片道500km以上の道程でして、早朝5時からの出発でした。
途中アペニン山脈を越える高速道路の峠では吹雪いていたのですが、ローマに近くなるとこのように晴れ渡っていました。

風はまだ冷たいですが、とても気持ちの良い天気で、思わず丘の上に立ち尽くす景色の綺麗さです。

日本はもう寒さは和らいでいるのでしょうか?後一ヶ月もすると桜の季節ですね。
こちらはもう少しすると先にアプリコットなど桃系の花が咲き、次に桜の花に似たアーモンドの花が咲き始めます。

山や丘や野で、植物達が活気を取り戻してくる季節はもう直ぐです。
ブーツをはいて、デジタルカメラを首から提げて、今年もじゃんじゃん畑の写真を撮りまくりますよー。

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