製品開発秘話ーその4

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私事で恐縮ですが、もともと初期のビオリーブス試作品洗剤を気に入ったのは家内でした。
アトピーで長年悩み、副腎皮質ホルモンの使用で重いリバウンドにもあっていましたし、何かの弾みでアレルギーがでると、救急病院まで担ぎ込まれたこともあります。

その家内が、「手袋無しでも手荒れがしないのに、嘘のように油汚れが落ちる!」と大騒ぎしていたのを思い出します。相性も良かったのでしょう。

そういう背景もあって、製品の優秀さには全く疑問はありませんでしたが、含ませる水分を合成保存料でなく腐らせないようにする件の宿題はあまりに重いものでした。

そんな悩ましき日々の中で、日常出向いている組合本社の原料保管倉庫でのこと。
その年の夏に収穫され一次加工を施された乾燥ハーブやエッセンシャルオイルなどの周りを何気にぶらついて見渡していると、厳重なエッセンシャルオイル保管倉庫の入り口脇に、綺麗な薄い緑色の液体が入った半透明の1トンPEタンクが幾つか目に入ります。

近くにいた、馴染みのマルコ君に尋ねます。
「これって何?」
「え?知らなかったっけ?ミントエッセンシャルオイルの加工時に出る芳香蒸留水だよ」
うかつにも、今までにこんな大きな容器に入った状態での芳香蒸留水を見過していました。
「そ、そうだったね。ところでどの業者向け?」
「ドイツの業者Pが毎年一定量契約で引取るんだけど、これを更に蒸留水などで薄めてフレグランスやいろいろな製品に使用するらしいよ。でもすごく高価らしいけど・・」

その言葉にハッと吾に返ります。

そうでした!組合は水蒸気蒸留精製法+自然分離式抽出を守っているため、芳香蒸留水の中にもかなりの含有量でエッセンシャルオイルが残ることも思い出しました。

確かに、ただの水なら植物の成分が煮出されていれば早い段階で劣化するはずですが、加工後数ヶ月経って何気に置かれているタンクの中の液体は、まるで抽出直後のように瑞々しく保たれているではありませんか!                                                   つづく

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このページは、パパが2005年12月17日 00:22に書いたブログ記事です。

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