素朴な水蒸気蒸留法

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ビオリーブスで収穫したタイムを水蒸気蒸留法でエッセンシャルオイルと芳香蒸留水を抽出する作業風景です。

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足で何度も踏みしめて密度を高めます。

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ん?これは・・・何だかハンバーグを作るみたいでおいしそう。

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実は上蓋と蒸留釜をぴったり密閉するためのシールなのでした。ゴムのシールは使いたくありません。農家なら必ずある藁を使って小麦粉と水で練って作ります。こんなところにもひと手間かけてひと工夫。

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こんな感じでぴったり密閉します。

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使わなくなった木材の廃材を燃やして火をおこします。廃材が燃えきったあとも炭の余熱をしばらく利用します。

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こちらはタイムを入れる前の蒸留釜の底部分です。この下に水を入れて火にかけますが大事なことは絶対この部分が水に触れないようにすることです。

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芳香成分いっぱいの水蒸気が隣の釜で冷やされて液体に戻ります。

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冷却釜の中にはコイルがありますが、この中を通って冷やされて液体となったものがエッセンシャルオイルと芳香蒸留水になります。

 

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遥か昔のローマ時代から伝わる方法です。ご覧いただいたように一見ガラクタに思えるような道具を私達は使っています。でも高価な最新の蒸留機械を使わなくとも心をこめて育てた植物のパワーと ちょっとした工夫と資源を利用すれば質の良い製品が作れます。

炎天下の下で汗水流して働く組合農家から搾取してまでも個人欲のために高価な蒸留機械やオートメーション機械を何台も購入して破綻する農家の組合もあります。

幸いにも私達アグロナチュラアソシーションの仲間はどうしても必要な機械は中古で見つけたり(特にアントス工房のジュリオが得意)自然の資源を利用したり、良い製品を作るためには何が一番重要かという本質がわかっているのでしょう。

特に次代を担う若者たちが新しいものにすぐに飛びつかず、いろいろ工夫して胸を張って実行していることに頼もしさと嬉しさを感じます。

CALENDULA

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ビオリーブス家の親戚の女の子が今年もまた夏の間滞在して畑仕事を手伝っています。美術を学んでいるちょっぴりはにかみ屋さんのかわいい女の子です。

オレンジ色が眩しいCALENDULAの花をひとつずつ丁寧に摘んでいきます。ヨーロッパでは古くからオイルに花びらを漬け込んで子どもの皮膚トラブルなどに使われたり、美しいだけではなくとっても頼もしい植物なのです。

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エキスも大事

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アグロナチュラ製品の一番の特徴は目に見える畑で土から丹精込めて育て上げた植物や自分たちで採蜜する蜂蜜です。

植物は芳香蒸留水やエッセンシャルオイル、エキスに姿を変えて製品原料に使用します。
姿かたちを変える時も一切化学原料を使いません。

ヘアーケアー製品などに使用するおいしそうなカボチャはこんなふうにエキスとなります。
収穫してすぐに冷凍して保存をしておきます。
水の中に入れて超音波で回転することにより濃厚なエキスが抽出されて、カボチャを取り出すと熱を加えていないのにほっこり煮物のおかずのようです。
もちろん食べて美味しいバイオダイナミック農法のデメター認証カボチャだから我が家の食卓にも登場します。


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こちらはアントス工房おなじみの作業風景です。
抽出させた各植物エキスを全部集めてじっくりもう一度フィルターにかけています。
何とも原始的に思える作業風景ですが、こちらも全く化学原料を使わず
ゆっくりとのんびりマイペースで化粧水へと姿を変えていきます。

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何かとあわただしい世の中ですが、何事も丁寧に時間をかけてしっかりとした軸と信念を持っている各工房に感謝しています。
じっくりしすぎて納期に間に合わず・・・このバランスが今後の課題です。

本日の番外編はアントス家のジョルジャです。
最近ご機嫌斜めの模様です・・・。

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6月6日は私事で恐縮ですが、次男11歳にとって小学校最後の登校日でした。
9月から中学生になります。
日本では卒業式なる厳粛なセレモニーがありますが、ここイタリアはあっさりと校門から出てくるだけです。
親としては何となく物足りないですね。
感慨にふける暇もなく「チャオ!」で終わりです。
良いのでしょうか、こんなので・・・!?

さて今日から9月初旬までイタリアの子供たちは長い長い夏休みを送ります。
私達のもうひとつの子供たち、
畑の植物も天候不順にも関わらすぐんぐん育っています。
雨にも風にも負けず、ですね。
生命力には驚くばかりです。
長く厳しい冬に備えて力いっぱいエネルギーを蓄える季節です。
どちらも思いっきりすくすく育って芯の強い子供になって欲しいと思います。

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私達が暮らすピエモンテ地方ですが、天候が非常に心配です。
全国ニュースでもご覧のタイトルのようにピエモンテ州の非常事態が流れています。

時折雨が止んで曇り空や薄日が差す時間もありますが毎日必ず大雨に見舞われています。
もうすでに3週間以上続いているでしょうか。
今も外は雷雨です。

ここ数日の雨量のため川の水も増水して各所で橋の崩壊も予想されるため、明日はトリノを始めとする学校の休校が決定されました。川の近くや土砂崩れの危険のある地域に暮らす方々の安全がとても心配です。

洗濯物が乾かない、犬の散歩が困る、などの日常の困り事もありますが
ご覧のように畑への植え替えが出来ないハーブもずらりと所狭しと並んでいます。
このままでは今年のハーブの成長がとても心配です。
太陽が待ち遠しいです・・・。

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ワルターさん登場

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ビオリーブス工房の裏山は手つかずの自然でいっぱいです。
一筋の煙が立っているのを見つけて山道の上から下を覗くと・・・

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近くに行って見てみたい、でも子供の頃に蜂に刺されたあの痛さを思うと・・
しばし悩んだ末に思い切って近づいてみました。

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ちょっとびっくり顔のワルターさんです。アグロナチュラアソシーションの協会員です。
養蜂業と共にバイオダイナミック農法でハーブも育てています。
ビオリーブス製品に使われる蜂蜜もワルターさん製です。

アントスも養蜂業を営んでいますから今後も原材料を切らすことなく
安全な有機蜂蜜を製品にたっぷり使えます。

どちらの蜂蜜も、もちろん我が家の朝食でおいしくいただいています!

ちなみにアカシアの蜂蜜を採蜜していましたが、
二週間ほど後には今度は栗の花の蜂蜜に取り掛かります。
煙はミツバチ達の心が鎮まるように(攻撃されないように)落ち葉や古新聞と
プロポリスを燃やしているそうです。

次回は完全防備でもっと近くに寄ってレポートさせていただきます・・・。

5月4日のセージとゼニアオイの苗植え作業風景の続きです。
まずは水でしゃきっと元気を与えて

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苗植えトラクターでデメター認証を受けた自前の畑に慎重に植え替えていき、デメターバイオダイナミック農法を厳守しながら収穫の時を待ち、アグロナチュラシリーズの様々な製品に使われます。

☆デメターバイオダイナミック農法とは?
ドイツの哲学者ルドルフシュタイナー博士が1924年に提唱した有機栽培農法です。自然の摂理に従って種をまき、栽培し、収穫することにより植物そのものが本来持つパワーを最大限発揮させようという農法です。
化学肥料、殺虫剤を用いず、植物を安全に成長させるために落葉や牛糞などを肥やしとします。

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畑はとんでもない傾斜地にあったりしてトラクター運転も慎重に。
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アントススキンケアーの出荷準備が毎晩遅くまで続けられています。

ほとんどの作業をひとつずつ手作業で慎重にこなしていきます。

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こちらはスキントナーノーマルスキン用を完成させる最終仕上げ真っ最中です。
フィルターをセットした容器がずらりと並んでいます。
既にそれぞれ濾し終わった10数種類以上の植物抽出エキスとバラ水を
最後に今度は一緒にゆっくり、ゆっくりとフィルターで濾しています。

うっとりするような香りに包まれて眺めていると
少しずつじわじわと・・・時間が過ぎていきます。

使われているのは全て植物原料です。
収穫時期によって色も左右され毎回悩まされます。
製品によって色や香りの違いが多少ございますことは自然の植物原料100%の証しとして
ご理解くださればありがたく思います。

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番外編。
こちらはアントスジュリオおじさんの孫アリーチェです。
ほっぺが柔らかくてマシュマロみたいです。

日本はゴールデンウィーク真っ最中でしょうか?
こちらイタリアも本日日曜日まで先月25日祭日からイタリア版ゴールデンウィークでした。
お天気にも恵まれ多くの人たちは待ちに待った日焼けを楽しみに海へと向かったようです。
先月は春とは言え雨が続き肌寒い日々が続いていましたが、この数日で急に気温が上がり始めました!

ここビオリーブスでも急にすくすく伸びてしまったセージの植え替えに今日は大わらわです。
生産量を増やしたため今年新たに種から蒔いたセージです。
休日返上で植え替えのために今からバイオダイナミック畑にGO!というひとこまを撮ってみました。

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今年の春はお天気が心配でしたがほっとしました。
でもこうやって写真を見るとなんだか八百屋さんみたいです。
化粧品を作っているなんて絶対イメージ出来ません。

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畑で可憐な花を咲かせているこちらはチャイブです。
ビオリーブスヘアマスクにも使われています。

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ゼニアオイも小さいながらもしっかり大地に根付いています。
自然の息吹きを感じられるこの季節が一番好きです!

頑張って!

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ずっと雨続きと低温が続いていましたが、祭日25日の気温は28度で汗ばむほどの陽気です。
私達の畑のラベンダーもものすごい勢いで緑濃くなってきました!
植物の生命力に感動です。

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